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夏こそパプリカ!暑さやっつけるハイパワー野菜の凄い実力・・・赤と黄色どっちがいい?

   ゲストの竹中直人(俳優)がいきなりハイテンションで始める。「このあとすぐスゴ技Q。旬の野菜だけど買ったことがない人も多い。思ったより安い。ビタミンがすごいんです」

   パプリカのことで、これからの暑い季節にピッタリの野菜なのだという。調理科学の専門家・佐藤秀美さん(日本獣医生命科学大客員教授)によると、「疲労しにくい体を作り、美肌や免疫力アップにも役立ちます。暑いときほど食べたい野菜です」

   赤パプリカは3分の1個で1日に必要なビタミンCがとれ、ビタミンE、β-カロテンも豊富だ。リポーターの副島淳が報告する。「ピーマンでもいいんじゃないかとお考えかもしれませんが、違います。ピーマンと比べて甘いし、肉厚。ビタミンCは約2倍、ビタミンEは約5倍、β-カロテンは約3倍も含まれています。スーパーなどのお店ではピーマンより高いのですが、肉厚なのでグラム当たりの値段はピーマンと同じくらいなんです。食べなくちゃもったいない!」

ボリュームたっぷり肉詰めのトマト煮

   食べ方としては、炒め物とサラダくらいでバリエーションが少ないが、料理研究家の門倉多仁亜さんのおすすめは肉詰めだ。レシピはピーマンの肉詰めとほぼ同じで、これを焼かずにトマトの水煮缶で40分ほど煮る。「アメリカにいたころ、母がよく作ってくれた」(門倉さん)そうで、ピーマンの肉詰めに比べるとボリュームがある。

   佐藤さんも推薦の逸品となった。「ビタミンC、E、β-カロテンにトマトのリコピンも加わるので、抗酸化成分がたっぷりですね。材料の豚ひき肉、オリーブ油の脂肪もあるので、(夏バテが心配になる)これからの季節にはおススメです」

   パプリカには赤、黄色、オレンジなどがあるが、それぞれに栄養などの違いはあるのか。「β-カロテンは赤が最も多いですね」(佐藤さん)、「甘いのはオレンジ」(副島)だそうだ。

   視聴者から「ぬか漬けがおいしいです」というファックスが来た。うん、たしかにいけそう。キュウリとナスのぬか漬けの隣に、黄色いパプリカのぬか漬けがちょこんとあるなんて、見た目も楽しい。

カズキ