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女子アナ好き「田臥勇太」お泊りテレ朝・竹内由恵と結婚するつもりはなし

   バスケット音痴の私でも田臥勇太の名前は知っている。日本人初のNBAプレーヤーになり、昨年(2016年)スタートした日本のプロバスケットボール「Bリーグ」の「リンク栃木ブレックス」のキャプテンを務めている。5月27日に行われた決勝で「川崎ブレイブサンダー」を逆転勝ちで破り、Bリーグ初代王者に輝いたのも、田臥の力が大きかったようだ。

   日本に世界と伍すバスケットチームができるかどうかはまだわからないが、宇都宮市内で行われた優勝パレードには3万人のファンが沿道を埋めたというから、バスケ人気は出てきているようである。

   その田臥が、優勝パレードが終わっていったん自宅に帰り、その後に出かけて再び戻ってきたときは美女をお持ち帰りしていたと週刊新潮がグラビアとともに報じている。2人は部屋でしばらく過ごした後、近所のダイニングバーで食事し、戻ってきたのが午後10時過ぎ。「2人が部屋に入った後、2時間半も電気が点かなかった」(週刊新潮)

   この女性、テレ朝で「スーパーJチャンネル」や「やべっちF.C.」に出演している人気女子アナ・竹内由恵(31)だという。翌朝、竹内アナは田臥が運転する車で宇都宮駅まで送ってもらっている。

   週刊新潮がいうには、田臥が以前に半同棲生活を送り、結婚目前といわれていたのが、竹内アナの5年先輩で13年に退職した前田有紀(36)だったそうだ。週刊新潮はテレ朝の看板アナを2人も相手にしたのは、バスケでいう反則「ダブルドリブル」だというが、いいではないか。

   田臥はテレ朝の女子アナが好みなのだろう。週刊新潮の直撃に、竹内との交際を認めているが、結婚はまったく考えていないと答えている。173センチとバスケプレーヤーとしては小柄な田臥だが、これからの日本のバスケットを引っ張っていってもらわなくてはいけないリーダーである。そろそろ身を固めて指導者に専念したほうがいいのではないかと、私は思うのだが、余計なおせっかいだろうな。

小出恵介「騒動少女」と示談・・・週刊文春、フライデー記事は一方的な言い分?

   アサヒ芸能は「キー局ニュース番組の美女アナの全裸ベッド写真が流出していた」と巻頭で仰々しくやっている。この写真はネット上に流れ、アサ芸は2人の顔に目線を入れてはいるが、きわどい写真が掲載されている。

   すわ、コンドームの箱をもって微笑んだ写真が流出した夏目三久アナの二の舞か。この女子アナAがテレビ局勤務の男と交際している時、一緒にベッドで撮られた写真だという。Aはニュース報道番組だけでなく、ビジネス情報番組やスポーツ番組にも出演したことのあるマルチ・アナウンサーで、気さくな女性だと書いてあるが、どこのだれかを推測する手掛かりはまったくない。

   この写真の真偽はともかく、女子アナというのは男にとっての憧れ、犯してみたい存在なのだろう。だが、彼女がテレビで売れてアイドルになると、今度は男の存在が邪魔になる。去っていった女に、自分の存在を忘れてほしくないためにリベンジポルノのようなことをするのかもしれない。女子アナ受難時代である。

   小出恵介の淫行騒動はメディア戦争の様相を呈してきている。けさ(6月16日)のスポーツニッポン紙は<小出恵介(33)と少女の示談が10日に成立した。15日、所属事務所が発表した。内容は「当事者間で守秘義務を負っている」ため、開示はしない>と報じた。

   週刊文春で小出の不実を詰った17歳のA子だが、フライデーでも彼女は金銭要求などしていないと否定している。時系列でいうと、両誌のインタビューをA子が受けたのは10日以降であろう。示談が成立していれば、それを隠してインタビューを受け、謝礼を受け取ったことになり(週刊誌は原則として謝礼は必ず払う)、週刊誌側はA子の一方的ないい分を載せてしまったことになる。

   小出の"淫行"行為は許されないとしても、その後の彼女の行動やいい分を週刊文春とフライデーは検証し、次号で公表する責任があるはずだ。

由伸ジャイアンツどん底の元凶ナベツネ!口出しでチーム混乱

   いまダメな物事を上げろといわれたら、安倍内閣の共謀罪法案強行採決と文部科学省に圧力をかけて、加計学園に便宜を図っていたことがはっきりしたことである。なにしろ、首相の最側近である萩生田光一内閣官房副長官が、加計学園しか条件が合致しないように文言を修正していたことが明らかになったのだから、安倍首相の疑惑は灰色ではなく真っ黒になったのである。

   安倍首相は、関わっていたことが明らかになったら総理も議員も辞めるといい切った。綸言汗の如し。即刻、お辞めになるんでしょうな。

   ついでといっては何だが、週刊ポストが性懲りもなく小沢一郎のインタビューをやっているので、少々紹介しておこう。いまや小沢が率いる党には6人しかいない。少ないからどうというのではない。共産党を野党共闘に引きずり込んだり、存在感はまだある。だが、このインタビューでもわかるように、往年の鋭さはもはやない。

   一つだけ紹介しておく。フランスの大統領選で極右政党のル・ペンを阻止するために社会党から右派勢力までが手を組んだ。「日本では野党結集と言うとメディアがすぐに『野合』と批判するけれども、今、日本はまさに安倍内閣という極右政権ができているんだから、これを倒すためにフランスのように全員で対抗するのは何も悪くない。僕は野党に常々『堂々とやれ』と言っている」

   だが、民進党の支持母体である連合の神津会長は、私に「共産党と組むなら野党共闘などしなくていい」とはっきりいっている。民進党が小沢のいうことを聞くとはとても思えない。

   安倍首相よりダメなものなどほかにないと思っていたら、あった! 球団史上の記録を42年ぶりに塗り替えた高橋由伸・巨人軍である。長嶋の監督1年目でも11連敗だった。そして、この年は、球はものすごく速いがノーコンだった新浦というピッチャーを根気よく使い続けたための最下位だった。その新浦は翌年、見事にエースに育ち、巨人を優勝させた。今の高橋由伸には何もない。

   由伸の名言が週刊ポストに載っている。「相手があることなので、なかなかうまくいかない」。11連敗後のコメントのようだ。その通りである。相手があるから、それに対処するのが監督なのだが、由伸にはそれがわからないのだ。

   2年目の今季は30億円もの大型補強をしたのに、その選手が一人として活躍していない。これも見事というほかない。

   現状は監督だけの問題ではなく、フロント、それに口を出し過ぎるナベツネこと渡辺恒雄主筆らの責任が問われなくてはいけない。週刊新潮によると、高橋を替えて松井秀喜にしたいところだが、ナベツネがこれに難色を示しているという。ヤンキースに移籍する時、好条件を出したにもかかわらず袖にされたのを恨んでいるそうだ。肝っ玉の小さな話だが、今の巨人じゃ誰もなり手がないだろう。

   おまけに、編成の責任者である堤辰佳GMを解任して、鹿取義隆を起用した。GMが首になるのは当然としても、もともと読売新聞が野球のことなどわからないのに、口を出し過ぎたため、現場が混乱しているのだ。

   昔、氏家日本テレビ社長からこんな話を聞いた。務台読売新聞社長時代のこと。テレビで野球中継を見ていた務台が「こんなピッチャーを使うからいけないんだ」と怒り出し、近くにいた人間に巨人ベンチに電話を掛けろと命じた。早速、電話をすると、次の回、監督が出てきてピッチャー交代を告げた。こんなことがよくあったという。

   これではいくら優秀な監督でも嫌気がさす。今もこのようなことが行われているのかもしれない。由伸よ、早く辞任したほうがいい。今の戦力では立教大学にも負ける。

ジャニーズ残留決めた中居正広の裏切り!稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾は独立

   どうでもいい話といえば、SMAPの面々が独立をするなら、6月が期限だという。週刊新潮によれば、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が独立して前のマネージャーと一緒に仕事をやると決めたようだ。キムタクは残留。注目は中居正広だが、このカメレオン男、態度を変えて残留するそうである。

   それは、今年1月からキリン「氷結」のCMに出ていることでもわかる。出ていく3人に新しい仕事はなく、中居だけにナショナルクライアントをつけた。それを中居も受けたということだ。

   ここへきてキムタクの映画もドラマもさっぱり当たらず、CMもダンディハウスとトヨタが離れてしまったという。やっぱりSMAPは5人束にしていくらだったのだ。

   親子げんかで名を売った大塚家具だが、経営は悪化の一途で、平成28年の決算で約45億円の赤字を計上し、さらに落ち込んでいると週刊文春が報じている。そうした中で50代の人事課長が5月下旬に飛び降り自殺をしていたというのだ。その上司も長期休職しているという。

   久美子社長らはリストラはしないといっているが、実際は、PCに詳しくない社員をデザインの部署に、営業経験の少ない社員を外商部に異動させて、実質の肩たたきをやっているそうだ。自殺した社員は福利厚生などをやっていたのに、そうした人事配置などをやらされることで心労が重なったのだろうか。

「疑わしきは罰せず」貫く大阪高裁裁判長・・・無罪判決・一審判決破棄を連発

   今週は週刊現代が気を吐いている。16年4月から現在までで、無罪判決と一審判決破棄を20件も出している大阪高裁裁判長がいるそうだ。福崎伸一郎裁判長、64歳。5月18日には業務上横領を無罪。11日には覚せい剤密輸を無罪。4月27日には公然わいせつを無罪にしている。昨年5月には、ガールズバーの経営者を絞殺し、死体を遺棄したとされた小松弘隆被告に対して、懲役14年とした一審判決を破棄して差し戻している。理由は「訴訟手続きに違反があり、審理も尽くされていない」というものだ。

   検察側はピリピリしているそうだ。福崎は東大法学部卒でエリート裁判官の道を歩んでいた。98年に東京高裁判事になり、担当したのがいわゆる「ロス疑惑」事件だった。一審で無期懲役だったのを、逆転無罪判決を出したのである。その後は「可もなく不可もない」裁判官人生を歩み、63歳で大阪高裁の裁判長になり、定年までわずかになって、自分の考えで判決を下そうと決断したのだろうか。

   最近、裁判員制度が開始され、一審の判決を尊重する姿勢を最高裁が打ち出して以来、逆転無罪判決が出しにくくなっているそうだ。それでは三審制度の意味がなくなってしまう。福崎裁判長の信念は「疑わしきは罰せず」という、至極もっともなものだ。日本の裁判の場合、検察が起訴したものは99%有罪になる。「推定有罪」から裁判が始まるからだ。

   こんな当たり前のことがなかなかできないとすれば、日本の裁判はおかしいといわざるを得ないが、それが現状である。福崎裁判長、あとわずかだが、信念を貫いてください。

AIで奪われる仕事と職場・・・エリート銀行員に待っている大量リストラ

   やはり週刊現代から。出光興産といえば、極右のおっちゃんが書いた「海賊とよばれた男で知られる出光佐三が創業した創業106年を迎える老舗石油会社である。そこが昭和シェル石油と対等の経営統合をすると経営陣がいい出したため、創業者の長男で、名誉会長を務める出光昭介が「絶対阻止する」と週刊現代に手記を寄せている。

   彼がいう反対の理由は3つある。第一は出光と昭和の体質・社風の違いだ。民族資本として独自の理念を大事にしてきた出光と、国際石油資本の傘下でやってきた昭和シェルとでは、歩んで来た道が違い過ぎるというのだ。第二は、経営統合すればサウジアラムコから出資を受けることになる。国際資本と一線を画してやってきたのに、出光の歴史的意義を埋没させてしまう。第三は経営統合は生産者間の競争を減らすためのもので、消費者本位、社会貢献を大事に事業を行ってきた出光のやり方を曲げるものだというのである。

   私はどちらがどうだといえる立場にはないが、出光昭介の考えはその通りかもしれない。これからの石油産業は厳しい時代を迎えるに違いない。どうしたら生き残れるのか。6月29日の株主総会では、経営陣は説得力のある説明を求められること、間違いない。

   週刊現代は巻頭で「銀行員大失職時代」が来ると大特集を組んでいる。これまでの書類チェックやローン貸し出しの判断などはAIにとってかわられ、銀行員はリストラされるというのである。当然である。三井住友銀行は今後3年間で全店舗をペーパーレス化し、約4000人を新たな事業部門へ移すそうだ。

   いらなくなったから辞めてくれといわれても、年を食った銀行員に早々次の職場があるわけではない。いや、銀行員だけではなく、ほとんどの仕事がAIにとってかわられるだろう。

警察庁組対部長の剛腕!神戸山口組トップ逮捕や安倍お友だち記者の暴行握りつぶし

   最後に週刊ポストの記事。山口組が3つに分裂して、神戸山口組が警察庁の草刈り場になっているようだ。このままいけば、本家の山口組が再び一強を取り戻すのか、さらなる分裂を繰り返すのか、予断を許さない。

   神戸山口組の井上邦雄組長が別件と思われる小さな詐欺行為で逮捕されたが、この裏であの人物が動いていると週刊ポストがいうのだ。<「今回の井上組長の逮捕は"リベンジ戦"だということ。今回の逮捕を警察庁サイドで仕切っていたのは中村格・警察庁組織犯罪対策部長で、彼は「週刊新潮」でジャーナリスト・山口敬之氏の準強姦容疑を"握り潰した"と指摘された人物。中村部長は汚名を雪ぐべく、井上組長の逮捕にかなりの発破をかけていた。だからこそ、携帯詐欺などで済むわけはないはず。(中略)山口組壊滅を目指した『頂上作戦』の意味合いも含んでいる」(警視庁幹部)>

   この中村という御仁の名を最近あちこちで聞く。有力与党政治家や警察OBが持ち込む案件を、忖度することに長けているという評もある。腕力は強そうだが、それが権力を擁護するためだけに使われては、名が廃ると思うのだが。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか