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マレーシアの格安航空機でエンジントラブル 乗客の祈り通じ、無事に着陸

   「飛行中の旅客機が突然爆発、緊迫の機内の様子を乗客のカメラがとらえていました」と岩本乃蒼アナが伝える。機内に響く轟音とともに座席が激しく左右に揺さぶられ、乗客たちは不安な表情だ。

   おととい25日(2017年6月)、オーストラリアのパースから乗客359人を乗せてマレーシアに向かっていたマレーシアの格安航空「エアアジアX機」が出発して1時間半後に突然、事故を起こした。エンジンが爆発したとみられている。

機長が「祈って下さい」とアナウンス

   この危機的状況に、機長が落ち着いた声で乗客に呼びかけをした。「ご注意して下さい。そして、お願いです。みなさん、聞いてください。私たちの運命は協力次第です」。さらに「祈って下さい。私たちも祈ります。無事に帰るように願いましょう」と乗客がパニックにならないように伝えた。

   司会の加藤浩次「祈ってと言われたら、もう終わりかと思っちゃうよ」

   飛行機は爆発音から約2時間後、空港に引き返し無事着陸した。乗客たちは「とてもまずい状況だとわかったわ」「墜落するかと思ったよ」と安堵し、拍手がわき起こり、機長は全員と握手を交わしたという。