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本当にあった「グラビアアイドル買春」動画撮られて脅された青年実業家

   売るためにはあらゆる努力をするのは雑誌も同じである。フライデーは一足早く合併号だが、一番の売り物である「現役アイドルが美人局!『証拠SEX動画』を衝撃入手」という特集がdマガジンにはない。あわててコンビニに走り(すぐ隣のファミマは売り切れていて先週号しかなかったので、少し離れたセブン‐イレブンへ行く)、めくってみると袋とじになっていた。いそいそとハサミで切ってみる。

   グラビアアイドルの部屋なのだろう、隠し撮りと見られる"淫靡"な雰囲気の写真が何枚もある。フライデーから引用しよう。<〈モデルの◯◯が50万円〉〈アイドルの△△が100万円〉......こういった女性有名人による売春の『噂』は、芸能関係者の間で常に囁かれてきた。ただ、あくまで『噂』の域に過ぎず、これまで表沙汰になるケースはなかった。

   だが、これらは本当だった。しかも、行われていたのは売春だけではない。セックスの様子が密かに撮影され、その動画を元に高額のカネを支払わされる、『美人局事件』まで起きているのだ。

   本誌は今回、その証拠となる一本の動画を入手した。収められているのは、現役グラビアアイドルのAがセックスに興じる姿だ。スレンダーな肢体にGカップの巨乳で注目を集めた彼女は、これまでに数冊の写真集を出しているだけでなく、テレビドラマや映画にも出演してきた。

   そんなAの相手は、IT系企業を経営する青年実業家のB氏という人物。動画の中で二人は激しく絡み合っているが、彼らは恋人同士ではなく、AはB氏からカネを受け取って肉体関係を結んだのである。

   「動画が撮られたのは、3年ほど前。芸能プロ社長のCという人物の仲介で、AはB氏を紹介されました。Aは仕事の悩みを親身に聞いてくれるCに心酔していたため、売春を行い、動画盗撮に協力したんです」(Cをよく知る芸能関係者)>

   このセックスシーンを撮った後、CはB氏に「仕事を回せ」と持ちかけ、多額のカネを支払わせたというのだ。明らかな恐喝である。フライデーはB氏を直撃している。Cとは以前から知り合いだったそうで、Cから「お前、グラドル好きだろう」といわれ、罠にはまったのだ。現金や、Cから仕事を持ちかけられ合計1000万円以上を払ったそうである。

   動画を撮られていたのを知ったのは、Cが別の事件で警視庁に家宅捜索をされた時で、捜索でこの動画が出てきたという。B氏も警察に呼ばれ、「恐喝されていたのでは」と事情聴取されたという。B氏がどう答えたのかは出ていない。

   この動画をフライデーはどこから入手したのだろう。作り物にはない生々しさのある映像写真である。ネット版フライデーで流したらアクセスが殺到するだろう。早くもネットでは、このグラドル探しが始まっている。

   惜しむらくは、この動画はテレビでは流せないだろうから、週刊文春の斉藤由貴や週刊新潮の今井理恵子のように2度おいしいとはいかない。週刊新潮の編集者がいっていたが、週刊文春のように、豊田真由子の「このハゲ~ッ!」から、動画や音声を1本5万円でテレビ局に売るようになったそうだ。これがバカにならない金額になるそうである。

民進党立て直せる?山尾志桜里「女性にいい人材いるから期待して」

   斉藤由貴が釈明会見し、彼女の不倫相手とされる医者がテレビのインタビューに答えていた。おたがい、医者と患者の関係だと「口裏を合わせているように」同じ答えだったのには笑った。斉藤は医者に好意を持っていることは認めたが、そうした"誤解"を招く行動で、夫や相手の妻に迷惑をかけたという謝罪の言葉は、私が聞いていた限りではなかった。

   治療をするというのに、男のほうはランニング姿というのは、いくら親しいといってもおかしくないか。不倫の疑惑度80%というところか。

   ところで、稲田朋美というおバカ防衛相が辞任して、当分は表舞台に出てこないのは清々する。それと対照的なのは民進党の山尾志桜里衆院議員である。法曹界では稲田の後輩であり、東大卒だが、司法試験には6回落ちた。「司法試験落ちた、日本死ね!」とはいわなかったようだが、受かった後は検察官に。その後、2009年の民主党の公募に応募して見事初当選。一度落選するが、14年の選挙は電力会社の支援を断り当選を果たし、民進党初の政調会長に抜擢された。国会中継では、安倍首相や閣僚を舌鋒鋭く追い詰める凛々しい姿が、見ている者の留飲を下げてくれる。

   彼女と会って、今回の蓮舫辞任とこれからの民進党について聞いた。蓮舫の辞任は、安倍に対して党首の責任の取り方を見せつけたのではないかというが、珍しく歯切れが悪かった。今度の改造内閣については、「自民党って女性にいい人がいないんですね」とひと言。民進党は、あなたが推薦人になったことのある細野豪志も離党してしまうが......。「民進党は若い人がしっかりしているから、古い人が出て行ってもビクともしない。特に女性がいいですよ」

   明るくて歯切れがいい。こういう才色兼備が党首になれば民進党も変わる。楽しみな人である。

靖国神社元幹部「宗教法人返上して国家護持にせよ」 A級戦犯合祀に異議

   もうじき72回目の8月15日が来る。敗戦記念日に必ず話題になるのが靖国神社である。靖国神社に06年から今年6月まで務めていて、宮司、権宮司に次ぐ禰宜という幹部職にあった宮澤佳廣が、このほど小学館から「靖国神社が消える日」を上梓した。その宮澤が週刊ポストにこう話している。

   <「国のために戦って亡くなった人たちを祭神として祀る靖国神社の特別な公共性を考えた場合、今のような民間の宗教法人のままであれば、靖国神社は内部から崩壊してしまうのではないかという危機感を抱いたのです」>

   いまのままであれば、トップの者が独断で九段の土地を切り売りすることもできてしまう。<「それを防ぐためには、靖国神社が宗教法人格を返上して、もう一度国が責任をもってお祀りする国家護持のあり方を模索すべきだというのが私の考えです」>

   宮澤は昭和53年にA級戦犯合祀をする際、国民の合意を得る努力をしなかったことが手続き論として間違っていたとも話す。週刊ポストは、今後、自衛隊員が有事で亡くなった場合、靖国に祀るのかという問題も起きてくるとしている。

   私は、靖国を国家護持すべきではないと考えるが、いつまでも靖国をタブーにしておかないで、広範な議論をするべきだという考えには賛同する。

『年金』逃げ水!安倍内閣「一億総活躍社会」で75歳繰り下げ支給検討

   さて、高齢者の医療や介護、年金問題を週刊ポストはよく取り上げる。今週も巻頭で、「年金は75歳までもらえなくなる」と、政府と役人の"陰謀"を報じている。

   閉会中審査でメディアが大騒ぎしていた7月18日(2017年)、内閣府の有識者会議で「年金75歳支給」という重要な議論が交わされていたという。そこで読売新聞の社会保障部の猪熊律子委員は、繰り下げ年齢を現行の70歳から75歳に延ばしてもいいのではないかと発言したというのである。

   どういうつもりでこんなバカな発言をしたのであろう。ふざけるなである。もちろん週刊ポストもこんなやり方は<悪夢以外の何物でもない>と難じている。

   だが、財務官僚がこう本音をばらしている。<「安倍政権の一億総活躍社会とは、本来、高齢者に元気で働いてもらって年金や医療費の国庫負担を抑え、女性の社会進出を促すことで年金と健康保険の担い手になってもらう財政政策だ。それを政治的に国民の批判を招かないように女性が輝く社会、誰もが活躍できる一億総活躍社会と言葉を飾っていた」>

   安倍と官僚は、日本人を75歳まで働かせ、これから年金というときにコロッと死んでくれれば万々歳と考えているのだ。週刊ポストによれば、75歳まで支給引き上げなら2655万円ももらえなくなると試算している。年金制度は早晩破たんする。もらえるときはもらっておかないとバカを見ると、私は思う。

早実・清宮幸太郎が出ない甲子園・・・高野連ガックリ?経済損失40億円

   早稲田実業の清宮幸太郎が夏の甲子園に出られない。そのために40億円にもなる経済効果が消えたと週刊文春が試算している。

   第三子がお腹にいる渡辺謙の娘・杏は、父親の不倫について聞かれ、「バカなんだから」と鼻で笑っていたと週刊文春が書いている。

   これも週刊文春だが、オバマ前大統領も絶賛していたオプジーボよりがんの症状を改善するといわれるすごい免疫治療薬が日本人の手で開発されているという。近赤外光線免疫療法といって、アメリカ国立衛生研究所の小林久隆主任研究員が実用化を目指して開発中だという。「制御性T細胞に騙されずにがん細胞を見つけ、がん細胞だけを攻撃する治療法」だそうである。手術不能な再発頭頸部がんの患者7人にこれを使用すると、患部がんの組織が壊死し、4人は再発もしなかったというのだ。

   しかも、この薬の後ろ盾はアメリカのベンチャー企業だが、ここの筆頭株主は楽天の三木谷社長だから、日本で事業化できるという。このような夢の薬が実用化すれば、がんを克服するのも夢ではないかもしれない。何とか、それまで生きていたいものである。

「平尾昌晃」10億円めぐり骨肉相食む遺産争い・・・再々婚妻VS実子3人

   作曲家の平尾昌晃が亡くなった。享年79。私の子供のころ、彼の「星はなんでも知っている」が流行った。歌もそうだが、曲の間に入る彼の甘ったるい語りがとてもよかった。 「彼女もきっと、きっと、うれしかったんだよ~ん」

   そこを一生懸命真似たものだった。そんな彼は女性にもモテたのだろう。週刊現代によると、13年春に自らのスタッフであり、「平尾昌晃音楽事務所」の役員を務める50代の女性と密かに再再婚していたという。

   平尾の遺産は10億円といわれるそうだ。それに彼が作曲したヒット曲は「よこはま・たそがれ」「瀬戸の花嫁」「うそ」などいくつもあるから、これからも莫大な印税が入ってくる。彼には3人の子供がいて、3番目の妻との間で骨肉相食む遺産争いが起こるのではないかと週刊現代は心配する。

   いいではないか。正式に結婚しているのだから、妻への遺産配分は問題ない。子供たちは残りを3等分すればいい。問題は、これからも入り続ける印税だが、これは話し合えばいい。

   これだけの莫大な遺産があると案外もめないものである。もめるのは、わずかな遺産を巡っての場合が多い。猫の額のような土地、一人当たり数百万円程度の現金を残し、貧しい子供たちがそれを1円でも余計に取りたいと醜く争う。兄弟は他人の始まりとよくいうが、親がいなくなれば、まさに兄弟は他人以上の見知らぬだれかでしかない。そして争って奪い合った後は、親のことなど思い出しもしない。もちろん墓参りもしない。そういう家族がどれほど多いことか。

   遺産はわずかなら残さないほうがいい。きれいに使いきってこの世とおさらばするのが、由緒正しい貧乏人の最後の後始末のやり方である。

これがカミさんたちのホンネ?ネットサイトで炸裂する「死ねーーー」

   最後に、夫の悪口を書き散らす「だんなデスノート」というのがあるそうだ。サイトの管理者は「死神」こと牧田幸一朗。こんなものすごいことが書き込まれていると週刊現代が報じている。

   <「毎日、警察からの電話を楽しみにしているんだから。死ね----------死体で帰って来い! 赤飯炊いてやるから! 今日こそ帰ってくるな!」(すべて原文ママ)

   「わたしの人生最大の喜びはアイツの無様な屍を前に大笑いしながら家族とハイタッチすることです」

   「同じ墓に入るのも嫌だわ! お前が先に死んだら死後離婚して、お前の身内全てと縁をきってやる。さぁ早く死ね!」

   「朝起きたらクソヤロウが冷たく死んでますように」

   セックスについてもボロクソ。「エッチしても入れても入れなくても分からないような小さな粗末なモノも退化していくだろう。みこすり半とはお前のことだよ。テクニックも何もない小学生以下のエッチのくせに、一丁前に要求してくる」>

   これがカミさんたちの本音なのだろうか。まあ、亭主のほうも同じようなことを考えているのだから、お相子か。くれぐれも本人の前ではいわないように。