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猛暑の置きみやげ残していった台風5号 長崎では養殖クロマグロ3500匹死ぬ

   「台風のあとはダラダラ続く、過酷な猛暑が待っています」と、司会の小倉智昭が気をもんだ。各地で暴れまわった台風5号は温帯低気圧に変わったが、どっと暑さがぶり返した。

   長崎県松浦市では、海水温が上がって赤潮が発生し、クロマグロ3500匹、トラフグ25万匹以上が死んだ。地元の養殖業者は「今もずっと浮いている。大変だ」と語る。沖縄市の公園では、池の水温が47度に上昇し、動けなくなったコイが大量に浮き上がったという。

   小倉「42度のおふろでも熱いもの。47度なら生きていけない」

全国的に天気が変わる

   気象予報士の天達武史は「台風5号は猛暑という置きみやげを残していった」と解説する。この台風をきっかけに全国的に天気が変わり、蒸し暑くなるという。長期予報でも、10月までは気温が高く、暑さは長引きそうだ。

   中には「危険な暑さ」もあり、東京の最高気温が37度といわれるきょう9日(2017年8月)がこれにあたる。ここ1週間は蒸し暑い日が多くなる。「皆さん、なるべく日陰を歩いてください。5度はちがいますから」

小倉「37度とは、ちょっと心配です」