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豊田議員の町議兼務の政策秘書に給料払うバカバカしさ! あすまで続けると4カ月分172万円

   「このハゲ―」「ちがうだろう」暴言の豊田真由子・衆院議員(42)=埼玉4区・自民党に離党届け=の政策秘書に現職町会議員と兼職で就任した松森俊逸・青森県板柳町議が秘書を退職するとの噂を聞いて、「ビビット」がきのう30日(2017年8月)、本人を直撃した。どんな質問にも無言で、衆議院にはきのう時点で届けが出ていない。松森氏があす9月1日まで秘書を続けると月43万円の給料4カ月分、172万円が町議報酬とは別に税金から支払われることになる。

   白いワイシャツに黒かばんを下げて街に現れた松森氏は、スタッフに「秘書を辞めるのは本当ですか」「届けはもう出しましたか」「代わりの人が見つかったのか」「豊田議員に報告しましたか」などと聞かれ無言を貫いた。これとはべつにカメラが回っていない所では「兼職だけが注目されるのは支障がある」と秘書退職の意向を示唆していた。衆議院に退職届の用紙をとりに行ったという話もあった。

議員会館来たのは一度だけ

   べつの公設秘書は「何も聞いていない」「退職の届けも受けていない」という。松森氏が衆院議員会館に来たのは8月7日の一度だけで、以後は来ていないそうだ。

   現在「入院」と称して雲隠れ中の豊田議員と会ったことも、話したこともないまま松森氏が秘書に就任したのは6月1日だった。1カ月のうち1日だけでも秘書に就くとまるまる1カ月分の給料が払われる制度になっており、松森氏はこれまで1日だけで6月を、以後は7月と8月分を受けとり、さらにきょう31日に退職せずに9月1日も秘書にとどまれば9月分も支給される。

   和田明日香(主婦、食品インストラクター)「その間、何をしたんですかねえ?」

   司会の国分太一「そもそも、このシステム自体がおかしくないですか」

   テリー伊藤「一番悪いのは豊田議員。松森氏を止めないで、自分でも雲隠れしながら毎月、議員報酬をもらっていること自体がひどい。政治家のシステムって、自分たちがうまいこと潤うようなことばかりだ」

   その通り、税金泥棒と言われても仕方がない。こんな豊田議員を放置しておく国会、とくに豊田氏を選挙に出した自民党の責任は重い。