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和歌山・マンションベランダからモノ投げまくった男を逮捕 車10数台が破損

 

   和歌山市でマンションの9階から自転車やサーフボードなどを投げまくった男が27日(2017年10月)夜、警察に器物損壊などの容疑で逮捕された。動機はわかっていないが、こんな危険が突然降ってきては、下にいる人間はたまらない。

 

   目撃した親子によると、男は午後10時ごろ「わっと叫んで物を投げだした」という。材木の破片やレンガ、金属バットから衣類の入った袋、パスポートや書類なども投げたという証言もある。「またきた」「危ない、危ない」などの声が、スマホで録画された映像に交っている。これが1時間以上続き、隣家のベランダから仕切り板を破って突入した警察官7人が男を取り押さえた。

 

   投下物が駐車中の車にあたったほか、路面にあたってから跳ね返って、10数台が破損、廃車のために70万円かかった車もあったという。中には腹に受けた男性もいたそうだ。

おとなしい50代の男

 

   男は50代で、5年ほど前にこのマンションに越して来てからトラブルはなく、よくサイクリングに出かけていた。「おとなしそうなスポーツ好きの人と思っていた」と話す住民もいる。

 

   住田裕子(弁護士)「物を投げればあたることがわかっているから未必の故意で器物損壊、暴行、傷害が適用される。責任能力を鑑定中だろうが、意図的だから一般に認められる可能性が高い」

 

   司会の羽鳥慎一「命に係わる行為です」

 

   こんなことを前提にマンションの下を歩く人はいない。誰だって無防備だ。