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妻・佐野量子にムチ入れられた武豊!女性タレントと「路上チュー」撮られた

   フライデーの「武豊 美人キャスターを抱き寄せ熱いキス!」からいこう。私が競馬ファンということもあるが、武(48)と夫人の佐野量子(49)にはフライデー編集長時代に思い出がある。

   まずは内容を見てみよう。10月23日夜、場所は京都四条河原町の路上。若い女性と武が抱き合い、1分ほどの熱いキスを交わしている写真。なかなか絵になる。それから2人は夜の街へと消えていったという。フライデーにしては珍しく、その後の2人を追いかけていない。

   相手の女性はタレントの小浦(おうら)愛(26)。去年(2016年)から競馬番組のキャスターをしているそうで、栗東トレセンへも取材に行っているそうだ。

   面白いのはこれから。フライデーはまず小浦を直撃する。彼女は「だったら何なんですか?」と怒りを露わにして取り付く島がない。今度は夜、京都市内の豪邸にクルマで帰ってきた武を直撃する。いきなり小浦とのことを聞くと、「はい、(僕)はベロベロだったでしょ」と余裕の答え。だが、突然そこへ家から量子夫人が現れる。武が「フライデーさんだよ」というと、「え、どうかしたの?」と夫人。いくら百戦錬磨の武でも、こういうシチュエーションはやりにくいだろうね。

   「(慌てた様子で)小浦さんはただの飲み友だち」

   フライデーが「友だちとは様子が違うようでしたが」というと、「いや......まあ酔っぱらっていたので」と、ひたすら逃げる。そこで量子夫人がひと言。「それは、いかがわしいお写真を撮ったということですか?」

   武は慌てて「いや、そうじゃない」

   夫人「変な写真だと嫌だよね」

   なぜかフライデーはキスしている写真を2人に見せていないようだ。

   ここで機転の利く夫人が「(私たち)二人の写真を撮ってください。撮ってもらおうよ」とフライデーにおねだりする。ピースサインをしている夫人と、困惑気味の武のツーショット写真も載っている。

   これで家に入られてはならじとフライデーは「手をつないだり、抱き合ったりもしていました」と畳みかけると、「ホントに?」。「キスもしていた」。「ホントに?」と逃げの一手。不倫ではないのかというと、「いやいや、そういうのではない。キスは覚えてないな。ハグはある。でも特別な感情はないですよ」

   あの日以外に2人きりで会ったことは? 「二人っきりはほぼないですね。もう、頼みますよ。静かに暮らしてますんで」

   絶対ないではなく、「ほぼ」ないに武の後ろめたい気持ちが表れていると見た。

   実は、武と佐野量子が交際中、たしかラブホテルだったと記憶しているのだが、出てきたところを張り込んで撮ったのもフライデーだった。その時の佐野の驚きようはなかったと、現場にいたカメラマンから聞いた。

   それがきっかけではないだろうが、2人はめでたく結婚した。それから四半世紀以上が経って、武の路上チュー写真がフライデーに載るというのは、いかに武がトップ騎手を続けているかの証明だろう。

   ちなみに、この週末には「天皇賞 秋」があった。武はキタサンブラックで見事優勝している。量子さん、あまりムチを入れ過ぎないようにね。

歴代横綱が次々引退「九州場所の不吉」持ちこたえるか稀勢の里

   このところ、週刊文春、週刊新潮にスクープがない。スクープのない両誌は、残念ながら読むところがない。その点、ハナからスクープを追っていない週刊現代、週刊ポストのほうが読み応えがある。面白いものである。

   その週刊新潮から元プロレスラーのザ・デストロイヤー(87)の話を。われわれ世代には懐かしい名前である。週刊新潮によると、テレビの視聴率調査が始まってから今までで、トップ50の中にプロレス中継が2つ入っているという。1つは1963年のデストロイヤーと力道山戦で64%。いま一つは65年のデストロイヤーと豊登戦で51・2%だそうだ。

   この人、アメリカのヘビー級チャンピオンとして来日したが、もともとはシラキュース大学大学院を出たインテリ。さまざまなスポーツをやり、前歯が2本かけ、若ハゲだったことから、プロモーターが「マスクを被れ」といって覆面レスラーに仕立て、それでブレイクしたそうだ。

   力道山の死後、日本プロレスが分裂すると、全日本に所属し、家族を呼び寄せて日本で生活するようになった。シャワー以外は食事の時も覆面を外さなかったという。93年に日本武道館で引退試合をやり、ニューヨークに戻って生活しているそうだ。

   その彼が今回、旭日双光章を受賞したのである。内閣府も粋な計らいをするものである。

   日曜日(11月12日)から大相撲の九州場所が始まる。いまのところ鶴竜は休場だが、3横綱は出るといわれているが、週刊ポストによれば、この場所は横綱にとっては「不吉」なのだそうだ。武蔵丸、双羽黒、三重ノ海が引退している。稀勢の里の師匠である隆の里も、85年の九州場所で5日目に休場し、翌年の初場所で初日に黒星を喫して引退している。

   曙は優勝したが、両膝のけがが悪化して、初場所を全休。そのまま引退した。朝青龍は11連勝のあと4連敗し、翌場所中に泥酔騒動を起こし、引退勧告を受けた。貴乃花も九州場所をケガで全休。翌年初場所で引退表明している。

   週刊ポストによると、そのうえ若手の台頭が著しく、3横綱にとっては厳しい場所になりそうである。白鵬、稀勢の里、日馬富士、誰が引退してもおかしくないが、本命は稀勢の里か。これまでとは違う意味で、楽しみな九州場所ではある。

WBA世界フライ級王者「井岡一翔」引退危機!新婚生活で気持ちも体もなまった?

   けさ(11月10日)のスポーツニッポン1面に、ショッキングなニュースが掲載された。<WBA世界フライ級王者の井岡一翔(28=井岡)が引退の危機を迎えていることが9日、分かった。父でもある井岡一法会長が大阪市内の同ジムで会見し、同日付で王座を返上したことを発表。12月31日に計画していた6度目の防衛戦に向けて心身の準備が整わないためとし、このままリングを去る可能性についても触れた>という。

   井岡は4月に5度目の防衛に成功して、具志堅用高が持つ日本ジム所属選手歴代1位の世界戦14勝に並んだ。しかも5月には歌手でタレントの谷村奈南(30)と結婚したばかりである。

   父親は「新婚生活で(東京に)住まいもある。集中して今までみたいにできていない。やっぱりこっち(大阪)に帰ってきて、奥さんと自分の防衛戦前に(大阪で)仮住まいでもいいから、と。そんな話もした。でも、環境を変えられなかった。プライベートの方に(時間が)取られている」と話している。

   推測するに、安定した生活が井岡のボクシングに対するハングリーさを失わせたのかもしれない。

   ソフトバンクに所属していた松坂大輔(37)が、球団の「コーチ兼任で復帰を目指せ」という好条件を辞退し、自由契約を選んだことが話題である。週刊文春によれば、3年12億円という破格の契約だったが、入団後にすぐ右肩を痛め、これまで1軍のマウンドに上がったのは昨年の1回きり。それも1回で5失点というさんざんな結果だった。

   だが、今年1月ごろから体が絞れ、ブルペンでも239球を投げて再起への期待が高まっていたという。球団関係者にいわせると、この3年間肩身の狭い思いをし、チームメイトからも孤立、ネットで「給料泥棒」と叩かれ、食事に行くのも黒ぶちメガネにマスク姿だったという。

   退団が発表されたのはソフトバンクが日本一に輝いた翌日だった。日本では松坂の獲得を目指す球団はないようだ。「誰も彼を知らない海外、たとえばアメリカの独立リーグなどで最後の挑戦をするのでは」(野球関係者)

   平成の怪物といわれた大投手も、ケガには勝てなかったようである。

NHK紅白歌合戦「出てほしくない歌手」AKBや嵐も!?

   きのうも書いたが、いよいよ大増税が始まりそうである。けさ10日の朝日新聞が社説で、観光庁の有識者会議が提言した「出国税」に対して、<疑問が尽きない新税の案である。必要性がはっきりしない。税金の無駄遣いになる懸念も拭えない。検討期間はわずか2カ月。取りやすいところから取るという安直な発想ではないか>と噛みついている。

   外国人か日本人かを問わず1人当たり1000円以内の額を徴収するという。だが、これは安倍政権と官僚たちがタッグを組んで始める大増税の序章に過ぎないはずだ。

   週刊文春から2本。NHKの紅白歌合戦へ「出てほしい歌手」「出てほしくない歌手」というアンケートがある。出てほしいのは1位が安室奈美恵、2位がC&K、3位が桑田佳祐。出てほしくないほうが興味深い。1位が和田アキ子、これは何の問題もない。2位がAKB48、3位が嵐、4位が小林幸子、5位がEXILEである。

   週刊現代のお得意だが、週刊文春も「朝鮮労働党幹部独占告白」をやっている。名は張正哲、もちろん仮名だ。会ったのは中国北京の和食レストラン。重い口を開いて、北朝鮮が食べるのにも困る生活を余儀なくされていると話している。

   国連による経済制裁の効果が出てきているのだろうか。94年にあった「第一次北朝鮮核危機」のときには、軍人たちは靴を履き、銃に弾を入れて寝たという。相変わらず、核を保有する我が国を攻撃すれば、してみようじゃないかと威勢はいいが、心なしかトーンが落ちてきているように感じる。

   トランプを大歓迎し、28兆円という大盤振る舞いをした中国・習近平だが、北朝鮮への圧力をこれ以上強めることには同意しなかった。トランプ、習近平、プーチンの思惑を測りながら、北朝鮮はどう動いていくのだろう。年末から年明けに何かが起こりそうな嫌な予感がする。

オステオポンチンが多いと老化が進む・・・青魚、根菜、キノコ食べて減らせ

   最後に週刊現代の「オステオポンチン」という聞きなれない物質が老化に大きく関係しているという特集。何でも、この物質を人為的に減らす技術を開発することができれば「若返りも可能」(慶應義塾大学医学部循環器内科の佐野元昭准教授)だそうである。

   これまでの研究で、この物質が少ない人は老化が進みにくいということがわかってきたという。アルツハイマーも、この物質を少なくすれば抑制できるというのだ。

   では、増やさない食べ物は何か。一番いいのはサバ、サンマ、イワシなどの青魚類。ダイコン、ニンジン、ゴボウなどの根菜類を加熱して食べる。シイタケやエノキ、マイタケなどのキノコ類やキャベツ、トマトも植物繊維が多くていいそうだ。

   クルミやアーモンド。飲み物では濃い目の緑茶がいいそうである。ダメ元でやってみようか。

【蛇足】

   今週は「エリザベス女王杯」。スマートレイアーが武から川田に乗り替わっている。もしや不倫が原因かと思ったら、調教中に落馬したらしい。

   例年あまり荒れないレースだが、今年は実力伯仲でやや難解。前走は前が空かなくて勝ち切れなかったがルメールで外枠ならヴィブロスが一番手だろう。対抗は岩田騎乗で人気が落ちたディアドラか、実力ナンバー1のミッキークイーンのどちらか悩んだが、ミッキークイーンをとる。

   単穴にディアドラ。連ヒモにリスグラシュー、ミルコのモズカッチャン、ルージュバック、クイーンズリング。大穴はディープ産駒の上がり馬ジュールポレール。GOOD LUCK!

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか