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サムスンのiPhone挑発CMが人気

   11月(2017年)初旬に発売されたアップルのスマートフォン「iPhone X」。動画サイトのYouTube(ユーチューブ)でも毎モデル恒例の「落下テスト」「耐久度テスト」などが続々とアップロードされているが、今ひとつ盛り上がりに欠ける印象だ。

   そんななか、ライバル企業サムスン(Samsung Mobile USA)がiPhone X発売に合わせて公開した挑発的なCM動画「Samsung Galaxy: Growing Up」が公開から2日間で視聴1000万回以上を稼ぐなど、人気を博している。

   動画のキャッチコピーは「Galaxyにアップデートしよう」で、スマートフォンと、主人公の少年エリックの「成長」が重ね合わせて描かれた内容となっている。

   2007年、iPhoneを買う人の行列に興味津々で、もちろん手に入れたエリック。以来、iPhoneのファンとなったエリックは2013年、大学でローレンという女性に出会う。2人は恋に落ちるのだが、彼女が使っていたスマホがサムスンのGalaxyだったのだ。

   2人の交際中の出来事を通じて、大画面、防水、ワイヤレス充電など、GalaxyがiPhoneの先を行っていたことが伝えられる。そして、今やヒゲをたくわえる大人に成長したエリックは、ついに「Galaxyにアップデート」することを決意する――といった具合だ。

   動画の閲覧者からは「アップルをコケにしてるね」「iPhoneはいいけど、Galaxyのほうがさらにいい」「iPhoneとサムスンはスマホ界の二大巨頭だ」「いいCMだ。ラストが好きだ」「『事実』を訴えることはできない」などのコメントが寄せられ、高い評価を得ていた。