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羽生選手も大谷翔平選手も1994年生まれ! 「スポーツ黄金世代」の秘密に迫る

   平昌(ピョンチャン)五輪で活躍した羽生結弦選手は1994年生まれ。実は1994年生まれは「スポーツ黄金世代」と呼ばれている。

   例えば、スピードスケートの高木美帆選手、競泳の萩野公介選手や瀬戸大也選手、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手、柔道のベイカー茉秋選手、レスリングの川井梨紗子選手や土性沙羅選手などなど......。

   大豊作の1994年生まれだが、その訳は?

「『ゆとり』って、いいイメージなかったけど」

   博報堂ブランドデザイン若者研究所の原田曜平さんは「それはスーパーゆとり世代だから」と話す。例えば、小学校では6年間で400時間以上授業が減るなど、時間にゆとりができ、空いた時間をスポーツなどに使うことができたからだと分析する。

   スポーツ文化評論家の玉木正之さんはまた違う理由を挙げる。「頑張れば日本人も世界で戦えるという自信があるから」というのだ。小学校のころからイチロー選手のマリナーズでの活躍やサッカー日本のW杯ベスト16進出など、日本人の活躍を見てきた世代だからこその自信だ。

堀尾正明「一般社会では『ゆとり』って『ゆるい』っていうイメージがある」
国分太一「いいイメージなかったです」
堀尾「アスリートの世界では、これだけ個性的で、力のある子供たちが育っているんだけど。これからどんどん子どもが少なくなっていく中で、こういう黄金世代がまた出てくるか」
国分「指導者も成長していかないといけない時代なんでしょう」