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大間違いだった口臭・体臭対策!ニオイ増幅させるカレーに牛乳、飲酒後にコーヒー

   にんにく料理を食べた時やお酒を飲んだあと、口臭対策にガムやタブレットを噛むけど、「食後のニオイ、口臭対策だけではムダだったんです」と森田洋平アナが報告する。

   体内に入った飲食物は、分解される時にニオイの成分を生成する。これが血液に混じって全身を循環するうちに、皮ふから「皮ふガス」として出てくるのだ。東海大学理学部の関根嘉香教授は「食べた後、呼気の中にニオイの元が出ると、わりと早く減衰していくのですが、皮ふの場合はじわじわ長く出てくるんです。たとえば、にんにく臭は24時間出続けます」

飲んだ後はしじみ汁

   いつまでも臭いのは皮ふガスが出続けるためだが、その皮ふガスを増やしてしまう飲食物の組み合わせもある。カレーライスを食べる時に牛乳、ビールのニオイを消すために食後にコーヒーを飲んだりしてないだろうか。これ、ニオイをごまかすどころか、かえって強めてしまう。

   関根教授「カレーのニオはクミンアルデヒドという物質が原因ですが、牛乳を飲むと皮ふから出る量が増えてしまいます。飲酒後にコーヒーを飲むと、アセトアルデヒドの放散量が増えます」

   ゲストのいとうあさこ(タレント)「意外ですね。カレーと牛乳なんか、ほぼその組み合わせでいただいてました」

   しかし、牛乳もにんにく料理との組み合わせでは皮ふガスが軽減され、お酒を飲む時はしじみのみそ汁がいいという。