J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

<家政婦のミタゾノ>(テレビ朝日系)
TOKIO謝罪会見で男気見せた松岡昌宏!いよいよ磨きかかる女装とのギャップにすっかりやられた

   例のTOKIO謝罪会見で、松岡昌宏は男を上げた。「どういうつもりでテレビに出ていたのか。僕が逆の立場ならそのメンタルは、ないです」「その甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら、そんなTOKIOは1日も早く無くしたほうがいい」など、涙を浮かべ、唇を震わせながらも、山口に対する怒りや自分の気持ちを正直に自分の言葉で語り、毅然としていた。バラエティなどではチャラ男のイメージがあったから、そのギャップにすっかりやられた。

   そんな男気溢れる松岡が女装し、謎の家政婦・三田園薫として活躍するのがこのドラマだ。2016年10月に放送された第1弾が好評だったので、シリーズ化されることとなり、4月から第2シリーズが放送されている。

「下町ロケット」のパロディ!?同じ脚本家だった

   第1弾で松岡とペアを組む相棒の家政婦役を清水富美加(現・千眼美子)が演じていたが、幸福の科学に出家したため、今回は新たな相棒として、剛力彩芽が加わった。剛力はギャーギャー騒がしいだけで、正直、目障り。今さらながら、清水の出家が悔やまれる。

   最近、ゾゾタウンの年商数千億円ともいわれるゾゾタウン社長・前澤友作氏との"真剣交際"で話題の剛力だが、"真剣交際"の前に"真剣演技"を見せて欲しい。

   ドラマ自体は面白い。脚本がよくできていて、第1話は下町のネジ工場の話。あれれ、どこかで見たぞと思ったら、「下町ロケット」のパロディのような内容だった。いいのか、いいのか、と思ったら、脚本の八津弘幸は「下町ロケット」の脚本家でもあるので、局を超えたセルフパロディらしい。

城島茂リーダーの女装エンディング「戯言」もいいぞ

   このドラマのもうひとつの見どころは、ミタゾノさんの『秘』家事テクニック。第3話では、「飛び散ったガラス破片の処理の仕方」や「カステラで作るチーズケーキ」「プリンを使ったトロトロフレンチトースト」の作り方を紹介していた。「紅茶は高いところから注ぐと味も香りも良くなる」という、「相棒」の杉下右京(水谷豊)のやり方が正しいことを実証していた。

   エンディングテーマ「戯言」を歌う島茂子はTOKIOの城島茂。こちらもノリノリで女装し、これから歌番組にプロモーションで出ようかという時に、山口の事件発覚で、なんともタイミングの悪いこと。5月11日の「ミュージックステーション」に出演するというから、こちらも見ものだ。(金曜よる11時15分~)

黒うさぎ