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殺処分ゼロ掲げながら「ピースワンコ」悲惨な実態!子犬食べてしまう餓死寸前の収容犬たち

   けさ14日(2018年9月)のワイドショーの多くが、フライデーが入手したドライブレコーダー(デジタル版では動画を公開)に写っていた吉澤ひとみの「ひき逃げの瞬間」を流していた。

   東京・山手通り(環状6号線)を中野坂上から落合に向かって走ってきた吉澤のクルマが、東中野駅すぐ手前の横断歩道を赤信号なのに止まらず、駅へと歩き出した歩行者と自転車に乗った女性に激突した。軽傷で済んだのが「奇跡」と思えるくらい激しく当たっている。すぐ先の信号で車は止まったが、信号が変わるとそのまま走り去ってしまった。これは悪質なひき逃げである。

   さて、私は今もペットロスが治らない。18歳近くの老犬が亡くなって半年近くになるのに、毎日、出がけと帰ってきたときに写真に呼びかけ、月命日には彼女の好きだったキャベツを供える。

   外で似た犬を見かけると後をついていくから、飼い主に嫌な顔をされる。だから、ワンコを殺処分させないという活動をやっているNPOがくれば、すぐになけなしのカネをはたいて寄付するだろう。

   週刊新潮でやっている「ピースワンコ・ジャパン」という組織は知っている。私が東日本大震災の取材で2011年4月に福島へ行った時、クルマの横にそう書いたワゴン車が来ていて、野良犬を見つけては捕まえて乗せていた。どこから来たのかと聞くと、広島からだというので、ずいぶん遠くから来たものだと感心した。

   週刊新潮によると、広島では、このNPOの活躍で892日殺処分ゼロ(9月9日現在)が続いているという。ここは里親探しにも奔走していて、都市部の愛犬家たちにふるさと納税で年間数億円の寄付をしてもらっているそうだ。

   いいことずくめのようだが、週刊新潮はこのNPOには表の顔と裏の顔があるというのである。今回、ここの悲惨な実態を告発しているのは、2017年6月~2018年1月まで、医療サポートに入っていた「れいこスペイクリニック」の竹中玲子獣医師。

   誰でも見学できるシェルターがあり、そこには選別されたフレンドリーな200頭の犬がいて、病気の犬にはスタッフが口元までご飯を運んでくれる。竹中獣医師も、当初は多くのスタッフが世話しているそのシェルターで働いていたそうだ。

   2か月ほどして、そこから離れた「スコラ高原シェルター」に行ってくれといわれた。そこで驚く光景を見たというのだ。そこの犬の9割以上は人に慣れていない野犬で、劣悪で狭い空間に900頭ばかりが押し込まれていた。

   スタッフは7、8人、フードは1日1回、直径30センチぐらいの皿を20頭に3つ程度置くだけ。満腹にならない犬たちはストレスがたまるため、一部の犬がほかの犬のしっぽを踏んだことで争いになり、全部の犬が弱い犬に「集団リンチ」をして殺してしまうことも多いそうだ。なかには、生まれたばかりの子犬を食べてしまうということまで起こるというのだから、犬の生き地獄である。

   そのうえ、驚いたことに、ピースワンコは去勢手術を行わない方針なのだ。その代わり、堕胎薬を使うというのである。竹中獣医師はそれを回収してくれるよう頼んだが、叶わなかったという。彼女がいた頃も1日100頭の勢いで増えていた。彼女は「これ以上、悲惨な環境に置かれ、無駄に死んでいく犬を増やしてはいけない」と訴える。

   週刊新潮は、リンチで無残に殺された犬たちの写真を2枚掲載している。ピースワンコはこうした告発を「事実ではない」と否定しているが、ここを「野良犬たちの楽園」のように報じた朝日新聞(5月17日付の広島全県版)は、どちらのいい分が正しいのか、すぐにも取材をして、全国版でその検証を報じるべきである。事実なら、われわれ愛犬家は許さない。

「滝沢秀明」歌手引退してジャニーズ事務所後継者?喜多川家の内紛必至

   もう一本、週刊新潮から。暴力団は憎むべき存在ではあるが、暴力団排除条例によって、銀行口座をもてない、部屋も借りられない、携帯電話も持てず、ホテルにも泊まれないなど、社会生活をおくれないほど締め付けることがいいのかという疑問は、私にもある。

   組員の妻や子供の口座まで解約し、ヤクザから足を洗っても、5年が経過しないと、暴排法の縛りが取れないそうだ。ジャーナリストの溝口敦のいうように、暴排条例は暴力団の活動を制限することが目的なのに、「暴排条例のせいで、辞めた後に生きていくことが難しくなっており、矛盾していると思わざるを得ません」

   アサヒ芸能によると、分裂した任侠山口組が六代目に合流するという動きがあるという。司組長は「作り話だ」と切り捨てたそうだが、分裂によって、小さな組は維持が難しくなってくるはずだ。生活権まで奪うことでヤクザたちが追い込まれ、一か八か、暴発させてしまっては元も子もない。

   ジャニーズ事務所の滝沢秀明が、先に週刊文春が報じた通り、現役を引退してプロデューサーに専念すると発表した。ジャニー喜多川社長の後継者になるのかどうかはわからないが、メリー喜多川の娘はどうするのか。内紛が起こるような気がする。

   そうした影響ではないだろうが、ジャニーズ事務所のタレントたちの不祥事が止まらない。フライデーによると、関ジャニ∞の錦戸亮(33)は、2年にわたって付き合っていた女性との"不貞関係"が明るみに出たが、今度は別の女性とトラブルを起こしていたそうである。

   友達に誘われ、一緒に錦戸の泊まっているホテルで飲んだだけで隣の部屋に連れ込まれ、避妊具もつけずに無理やりSEXをされたと、20歳の女性が告発している。妊娠したかもしれないと不安に思って、錦戸に連絡を取ろうとしたが、拒否されたそうだ。

   長年、ジャニーズ事務所のタレントとして甘やかされてきたツケが噴出してきていると思わざるを得ない。

大坂なおみ「2重国籍」日本を選択?東京オリンピックに出たい

   大坂なおみが全米オープンを優勝して、一躍、世界のなおみになった。週刊文春によると、彼女はハイチ系米国人の父親と北海道出身の母親の次女として生まれたが、母親の両親が結婚に反対したため大阪に移り住んだ。

   父親がウィリアムズ姉妹の活躍を見て、「娘を世界一のテニス選手にする」と思い立ち、渡米したそうだ。おもしろいことに、その頃は姉に歯が立たなかったから、「テニスがつまらなかった」そうだ。

   彼女は日米2つの国籍を持っているが、日本の法律上、22歳までにどちらかを選択しなければならない。東京オリンピックに出たいと公言している大坂だから、私は日本国籍を選ぶと思うのだが。

   心配なのはエンジェルスの大谷翔平のほうだ。ソーシア監督はメディアに、大谷が投手として活躍できるのは2020年だと話したそうだが、ひじの手術をするのだろうか。

   投手としてマウンドに立てるのは20年だとしても、打者として来年中に復帰できるのだろうか。今の活躍を見ていると、打者に専念してもいいのではないかと思うのだが、悩ましい。

チコちゃんに聞きたい!「妻に死なれると夫は早死なのに、夫に先立たれた妻はなぜ長生きなの」

   NHK総合で、金曜日の19時57分から放送している「チコちゃんに叱られる!」の視聴率がいい。2・5頭身の着ぐるみチコが、大人には浮かびにくいシンプルな質問を投げかけ、答えられないと、頭から湯気を出しつつ「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と言う、決め台詞が受けているという。

   チコの首から下は着ぐるみで、顔だけは後からCGでつくるのだそうである。週刊文春を読んでいて、この番組が受けるのは、質問がなるほどと思わせるものが多いからであろう。これまでの疑問のベスト3は、こういうものだ。「人と別れるときに手を振るのはなぜ?」「鏡にはなぜ左右逆に映るのか?」。そしてこれはうまいと思ったのが、「親と一緒に暮らせる残り時間は?」という質問。

   盆暮れで1年に1度しか親に会わないとすると、おおざっぱにいうと、親の寿命があと10年なら、あと10日しかない。高校を卒業して、親元を巣立ったら、一緒の時間の73%は終わっている。目の前にあるものが大切に思えたり、心に刺さったりする気づきを、視聴者に提供したいと、フジテレビから制作会社に出向していて、この番組を考えた小松純也プロデューサーが話している。

   素朴な疑問か? 妻に死なれると夫は早く死ぬのに、夫に先立たれた妻はなぜ長生きなのか。俳優の津川雅彦(享年78)も、妻の朝丘雪路(享年82)が亡くなってから、わずか3か月余りで後を追ってしまった。津川は、朝丘の亡くなった会見で、「先に死んでくれたことも含めて感謝だらけです」といった。

   週刊現代によると、認知症が進んで、津川を「あら、社長」といったこともあるという。毎日、あいさつ代わりのキスを日課にしていたそうだ。

   津川の心残りは娘の真由子で、俳優の友山裕之と恋仲だったが、俳優の厳しさを知り尽くしていた津川は、「大成していない俳優との結婚は許さなかった」そうである。だが、自分が亡くなった後、娘を一人にはしておけないと、朝丘の四九日を待って、入籍させたという。

   津川には愛犬が2匹いた。とりわけ老犬のほうを気にかけていたそうだ。

   生前、津川は大きな借金を抱え、朝丘の自宅を売ってそれに当てた。女遊びも半端ではなかったという。晩年はお互いがいたわり合いながら、いい夫婦であったようだ。

日立がグループ挙げて進める「はらすまダイエット」1日50グラム減らす

   週刊ポストによると、社員数30万人といわれる大日立グループのダイエット法が話題だという。ハラをスマートにするという意味で「はらすまダイエット」といい、スマートとは、できるだけ具体的な数値にして、行動に向かうように現実的な目標を立て、時間を区切るという英語の頭文字を取ったものだそうだ。

   日立ばかりではなく、他社からも問い合わせが多くあり、社外向けサービスとして販売もしているという。原理は簡単(?)である。1日50グラム減らすという目標を立て、それを実行し、それを記録するだけだ。

   50グラムに相当する脂肪は350キロカロリー。1日これだけ食べないか、運動をすればいい。たとえば、ごはんでいえば3分の1杯分を減らせば100カロリー。カレーライスなら7分の1杯。ラーメンなら4分の1杯。とんかつなら5分の1。食パンなら5分の3。さんまの塩焼きは半分になる。さんまはつらいな。

   私も時々こういう食べ方をしている。私はこれを「残す贅沢」といっている。

   日本医療機能評価機構の調べによると、17年9月までの約3年間で32件のがんの見落としが確認されていると、週刊現代が報じている。ということは、実際はその何倍か何十倍か、見落とされているということである。

   多くは、主治医が見落としか、放射線科の専門医が画像診断報告書で指摘していたのに、主治医が見ていなかったケースだそうである。主治医を信用し過ぎてはいけない。(文中敬称略)