ロボット開発企業「BostonDynamics」はYouTube(ユーチューブ)にロボットの最新映像を定期的に公開して、大きな反響を得ている。10月(2018年10月)中旬にも、2体のロボットの動画が公開になった。
「UpTown Spot」というタイトルの動画では、犬に似せた形状の4足ロボット「スポット」が「Uptown Funk」というファンクな曲に合わせて、どこかコミカルにも見えるキレキレのダンスを踊っている。
視聴者からは「踊れるロボットに何百万ドルも費やすなんて――いいね」「世界にはもっとダンシングロボが必要だ」といったコメントが寄せられている。 これまでBostonDynamicsのロボットは、軍事や労働と結びつけられることが多く、ユーザーコメントでは人間に対する脅威だ、不気味だという見方が少なくなかった。今回で少しそのイメージは変わったのかもしれない。
もうひとつの動画「Parkour Atlas」https://www.youtube.com/watch?v=LikxFZZO2skでは、2足歩行ロボットの「アトラス」が登場している。ユーチューブではおなじみのアトラスだが、このたびは障害物をクリアしていくパフォーマンス「パルクール」のような俊敏な動きを披露している。
軽やかに丸太を飛び越え、高さ40センチの踏み段を高速で乗り越えるアトラスに、たしかな成長の跡が見て取れる。