ロックバンド「氣志團」の綾小路翔は、18日(2018年12月)、インスタグラムを更新して、東北の旅が思い出させてくれたことをつづった。
祖母の法要のため東北に赴いた綾小路。時間を調整し、3日間のんびりと「寄り道」したという。
綾小路にとって東北は精神のバランスを取り戻してくれる土地だと語る。
「冬の東北は自分にとって再起動の場所。気づかぬうちに崩れたバランスをフラットに戻してくれる」
がむしゃらに走りぬいてきたこれまでを振り返りつつ、
「自分では気づけてさえいないけれど、もしかしたら、自分では見えないところこそが傷だらけなのだろうか。何だか、この年の瀬にばあちゃんが導いてくれたような気がする」
と顧みた。
「めまぐるしい毎日に追われたり、うだつの上がらぬ毎日を繰り返していると、時々自分が何がしたいのか、本来何がしたかったのかさえわからなくなる事がある」
本当に自分がしたいことは何か、考えることも忘れていたとき、「この旅が、友人達が、自分のルーツ・東北が思い出させてくれました」という。
みちのくの旅で綾小路が思い出したのは、
「おもしろいことを考えて、みんなを楽しくさせたいな」
ということだった。綾小路は「ばぁちゃん、ありがとう。また逢いに行くよ」と感謝した。