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「下町ロケット」最終回の視聴率は過去最高 おいしい「有終の美」を2回味わうTBSの知恵

   阿部寛主演のTBS日曜劇場「下町ロケット」最終回が23日(2018年12月)に放送されたが、平均視聴率が16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最高を記録、「有終の美」を飾ったことがわかった。

   最終回は、無人農業トラクターを巡る攻防の行方が注目された。しかし、ギアゴースト&ダイダロス製の「ダーウィン」と、佃製作所&帝国重工製の「アルファ1」対決の明確な結末が描かれたとは言えないラストで幕を閉じた。おまけにラストシーンが終わった直後、19年1月2日の「下町ロケット 特別編」放送が告知されたから、ネット上では「これって最終回じゃないジャン?」「もう1回見られてうれしい!」と、賛否両論が巻き起こった。

「まさかの新春スペシャルうれしすぎ!」「まどろっこしい」

   疑問派の声は――。

「通常回が終わって新春特番をやるのはよいけど、良いコンテンツでもこんな無理やりな引き伸ばしっていいのかな。まぁ最終回だけ2時間スペシャルとかも、う~んと思うけど。たぶん天災・特許侵害とか総まとめをドドッとやるんだろうけど。最後がスッキリなれば...」
「ん?やっぱりコレ、最終回じゃないの? あんまりまどろっこしいこと、しない方がいいような気がする」

   しかし、圧倒的多くはもう1回見られて「うれしい派」だ。

「あ?面白かったぁ。そしてまさかの新春スペシャルうれしすぎ!まだ見られるなんて幸せだ。個人的に軽部さんが好きです。あの軽部さんが残業だ~!って言うなんて=笑」
「陸王からの流れで下町ロケット見てたけど、面白かった! 佃製作所はもちろん、藤間社長とか財前さんみたいな素晴らしい上司の下で働きたいものだ。新春スペシャルが楽しみだな!」
「下町ロケット...最高だった。3年ぶりの今回も終始泣きっぱなしだった。似たようなモノづくりの仕事をしているけど、佃製作所みたいなプライドや情熱はなかなかないね。残業もやらされだよね。とにかく新春の続きメッチャ楽しみ」

   いずれにしろTBSさん、今度の「特別編」で本当に「有終の美」を飾ってほしいものだ。

   (テレビウォッチ編集部)