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「彼には感謝しているが、幸せを犠牲にしたくなかった」大坂なおみがコーチ契約解消を語った

   テニスの大坂なおみ選手(21)が18日(2019年2月)、ローレウス世界スポーツ賞を受賞した。スポーツ界のアカデミー賞といわれる賞で、日本人の受賞は初という。大坂選手は、きょう19日から始まるドバイ・オープンに参加するが、先にコーチ契約を解消したサーシャ・バイン氏についても語った。

   会見で大坂選手は、「金銭的なことが原因だと思っているようだが、違います」と、一部の報道を否定。その上で、「サーシャには感謝している。幸せを犠牲にしてまで成功を収めたくないんです」といった。

「コントロールしたがる粘着気質を、大坂選手が嫌った?」

   彼女の急成長に、バイン氏が大きな役割を果たしたことは間違いない。1年で、世界ランク68位を一気に1位にまで押し上げた。ただ、彼女のいう「幸せ」と、コーチの求めるものが違ったということなのだろう。

   今日発売の週刊誌「FLASH」(3月5日号)は、「コントロールしたがるサーシャの粘着気質を、大坂選手が嫌った」と伝えている。

   会見でも大坂選手は、「米チャールストンでの大会でいろんなことがあったことは、誰もが知っています」といった。「彼には感謝しているし、否定的なことは言いたくない」といった。

   チャールストン大会は昨年(2018年)4月、大坂選手は試合中に涙して、敗退していた。その後9月の北京大会でも同じことがあった。バイン氏が励ましたと思われていたが、実際何があったのか。

   会見では、ドバイ大会でコーチなしで大丈夫かと聞かれ、「周囲の人たちが、彼の役割を担ってくれるから影響はないと思う」といった。その周囲にいま、日本テニス協会・女子代表コーチで、かつて彼女をコーチした吉川真司さんがいる。

   大坂選手は「吉川さんは、正式なコーチではありませんが、彼は16歳の時からコーチしてくれました。彼がいるのは心強い」という。「コーチは前向きであって欲しい。否定的なことをいうのは最悪。面と向かってはっきりいってくれる人がいい。それが大事」

   MCの国分太一「全豪オープンの最中にコーチ解消を決めて、優勝ですよ」

   ニュース雑学おじさんの堀尾正明「バイン氏から吸収するものは吸収した。上のステップに行くためには技術が必要と思ったのか」