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居眠りする機長を副操縦士が撮影、ネットに投稿 台湾で大騒ぎだが、飲酒相次ぐ日本は大丈夫?

   コックピットで首を傾け、眠る男性。ヘッドフォンをつけ、手元は精密機器だらけ――台湾メディアが先月(2019年2月)、居眠りするパイロットの映像をスクープした。「よく見ると機長席です。最も手本を示してほしい人でした」とキャスターが指摘した。チャイナエアラインのチーフパイロットで、部下200人を持つベテランだった。

「お客がいたらたまったものじゃありません」

   たちまち批判が殺到したが、もう一つの疑問は余人が立ち入れないコックピットでなぜ映像が撮れたのか。実は、隣にいた副操縦士が撮影し、ネットに投稿していた。機長がパイロットの昇格試験も担当したので、「個人的な腹いせに、ばれるのを覚悟の上でやった」という。機長も副操縦士もともに処分された。

   山本雪乃アナ「客が乗っていたかはわかりませんが、撮影するよりは、まずなぜ起こさないのかと衝撃的です。長距離飛行ではないので、コックピットは2人乗務だったそうです」

   司会の羽鳥慎一「お客がいたらたまったものじゃありませんよ。もし(昇格試験で)いい点をつけていたら、ばれなかったのか」

   青木理(ジャーナリスト)「自動操縦が進み、パイロットの作業は減っているのかもしれませんが、あってはいけないことです」

   羽鳥、山本(声をそろえて)「怖いですねえ」