テレビドラマの人気は復調し始めていると言われるが、春クールのスタートダッシュはどうなのか。初回トップは、さすが天海祐希と言うべきか、シリーズ3弾の「緊急取調室」(テレビ朝日系木曜よる9時)で15・2%だった。善さん(大杉漣)はいなくなってしまったけれど、田中哲司、小日向文世、でんでんのキントリメンバーに井上由美子の脚本ならば、まずはずれはない。
「特捜9 season 2」(テレ朝系水曜よる9時)もこれに並んで15・2%。前シーズンは、主任刑事としてはイノッチ(井ノ原快彦)の声は甲高く、ちょっと張り切り過ぎな印象だったが、ようやく落着いてきた。
3位は日曜よる9時の定番になって来たTBS系企業ものの「集団左遷!!」で13・8%。イケメン福山雅治が土下座をしたり多摩川土手を全力疾走したりとコミカルに演じ、これから話題になりそうだ。1年ドラマとなった「科捜研の女 Season 19」(テレ朝系木曜よる8時)が4位で13.7%だった。
以下、月9の「ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系月曜よる9時)12.7%、「インハンド」TBS系金曜よる10時)11・3%、「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系土曜よる10時)10.9%、「白衣の戦士!日テレ系水曜よる10時)10.3%で、ここまでが2ケタスタートとなった。
テレ朝の警察ものは相変わらず強い。(テレビウォッチ編集部)