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<私、定時で帰ります。/第3回>(TBS系)
次々と襲いかかる残業モンスター!結衣(吉高由里子)はとっとと退社して生ビールと小籠包と彼氏を味わうことができるのか?

   WEB制作会社で働く東山結衣(吉高由里子)は、周囲がどんなに残業していようと、仕事は時間内でさっさと片付けて、定時で退社する。行きつけの中華料理屋に直行し、ハッピーアワーの生ビールを飲んで、小籠包を食べるのが楽しみだ。恋人・諏訪巧(中丸雄一)との時間も大切にしている。

   第1話では、真面目すぎて融通が利かず、ノイローゼになった同僚の三谷佳菜子(シシド・カフカ)、第2話では産休から復帰したばかりで張り切りすぎて失敗した先輩の賤ケ岳八重(内田有紀)を、独自の「定時退社哲学」でピンチから救い出す。

   (中見出し)ブラックな部長、ワーカホリックな福部長が赴任

   第1話で明かされたように、結衣も最初に就職した旅行代理店では、月に100時間以上の残業もいとわない新入社員だった。そのため体調を崩し、階段から落ちて危篤状態になったことで、会社を辞めた過去があった。「どう思われてもいい。もう残業はしない」と決めたのだ。

   以後、定時退社できることを条件に再就職活動し、100社目の面接で採用されたのが、現在の会社「ネットヒーローズ」だった。社長が新人研修で「会社だけの人間になるな。人生を楽しめ」と訓示するような社風だった。

   それから10年がたち、結衣が所属する「制作4部」にブラックな部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)とワーカホリックな副部長・種田晃太郎(向井理)がやってきたことで、職場がギクシャク、ピリピリするようになった。種田は結衣の元婚約者だから、余計に厄介だ。

「仕事は根性!」豪語するクライアントに大澄賢也が登場

   第3話では、結衣が教育係の新人、来栖泰斗(泉澤祐希)がクライアント相手に不祥事を起こす。種田から「新人だからって許されるわけじゃない」と叱責された来栖は、「じゃあ辞めます」と辞表を提出する。結衣も福永から「もし彼が辞めたら君の責任だ」と言われ・・・。

   次々と起こる職場の騒動に加え、今回からは外部にも強烈な〝敵〟が登場する。制作4部のクライアントであるスポーツ用品メーカーの筋肉派社員・中西(大澄賢也)だ。クライアント自体がモンスターであるうえに、中西は頭よりも筋肉で考えるタイプで、打ち合わせの席で、「仕事は根性がないとねえ」と言って得意になる〝昭和〟の男である。中西が結衣たちにどんな無理難題を押し付けてくるのか。

   さらに、結衣と巧が結婚の約束を交わす現場を見て、巧が業界最大手のライバル企業「ベイシック・オン」の営業マンであることを知った福永が、結衣に対してどんなブラックな言動に出るのか。面倒に次々と巻き込まれて、結衣は定時で帰り続けることができるのか。

   「こんなヤツ、ウチの会社にもいるよ」と思わず膝を打つ視聴者も多いはずだ。(4月30日よる10時放送)

   (寒山)