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〈わたし、定時で帰ります。/第9話〉(TBS系)
ブラック上司の本性をむき出しにした福永の圧力に、ついに残業を始めた結衣。諏訪との関係がどんどん冷え込んでいくが...

   ブラック上司・福永(ユースケ・サンタマリア)は本性むき出しで、「星印」案件のチーフになった結衣(吉高由里子)を追い詰める。ついに「残業します」宣言してしまった結衣は、婚約者・諏訪(中丸雄一)との関係もギクシャク。結衣は果たして、仕事のポリシーも私生活もズタズタにされてしまうのか?

   「残業ゼロ」「定時で帰る」という、ウエブ制作会社「ネットヒーローズ」制作4部のディレクター・東山結衣(吉高由里子)の働き方が幅広い年齢層の共感を呼び、GW中の第3話の視聴率は6・5%と低迷したが、その後はフタケタ回復するまでに持ち直した。

福永は部下たちを「一本釣り」して、結衣にサービス残業をさせる

   今回の焦点は、何事も母親・諏訪治子(ピンクの電話・清水よし子)の意見を受け入れる婚約者・諏訪巧(中丸雄一)と、結衣の上司でかつての婚約者・種田晃太郎(向井理)との間で揺れる結衣の心が、一体どちらに傾くのか? そして、上司である部長・福永清次(ユースケ・サンタマリア)が部下に次々と無理難題を押し付ける中、結衣は「定時で帰る」というポリシーを貫けるのか。

   休職した先輩ディレクター・賤ケ岳八重(内田有紀)の後を受けて、赤字必至の「星印」案件のチーフとなった結衣は福永から呼び出される。そして、かつて福永が経営していた会社を種田が辞め、ネットヒーローズに転職した「本当の理由」を聞かされた。そんな種田のためにも、チーフとして定時に帰らずに残業するようにと圧力をかけられる。

   その一方で、福永は部下たちを「一本釣り」して、結衣にこっそりと会社の方針に反するサービス残業をさせる。結衣は「都合のいいことを言って、みんなを振り回すことはやめてください」と福永に頼むが、カエルのツラに何とやら。「そうやって味方を得たって、本当の信頼は得られないんじゃないですか?」と迫っても、福永は「信頼? それ大事?」と、ブラック上司の本性をむき出しにする。

   残業続きで疲れ果てたメンバーを見かねた結衣は、ついに「わたしも残業します」と宣言する。結衣はこのまま福永の軍門に下るのか?

   結衣の残業が続いて諏訪とのすれ違いが増え、2人の関係はどんどん冷えていく。そんな中、種田は「やっぱり俺、この会社にくるべきじゃなかったのかもしれないな」と言い出した。種田がネットヒーローズに転職してきた「本当の理由」とは? それは放送を見てのお楽しみ。(2019年6月11日よる10時放送)

寒山