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〈なつぞら〉(第69話・6月19日水曜放送)
麻子に絵のダメ出しをされたなつ、激しく口論するが自分の未熟さに気づく。「もっと漫画映画の勉強をしなくては」と...

   アニメーション映画の新作『わんぱく牛若丸』のキャラクター検討会に、なつ(広瀬すず)は出席した。なつが、育ての母親の柴田富士子(松嶋菜々子)をモデルに描いた常盤御前を提出すると、大沢麻子(貫地谷しほり)がその絵にダメ出しをした。なつは麻子の意見に納得できず2人は口論になった。

   麻子「なにこれ?全然ダメじゃない」

   なつ「どこがダメなんですか?」

   麻子「見てわからないの。もうちょっといい絵を描くと思っていたのに」

   なつ「どこがダメか、はっきり言ってくださいよ」

仲が描いた絵を見て、自分の足りないものに気づく

   2人の口論がどんどん激化するのを心配した仲務(井浦新)と井戸原昇(小手伸也)が割って入り、自分にも常盤御前を描かせてほしいと提案した。

   それからしばらくして、仲に呼び出されたなつと麻子は、1枚のキャラクターの絵を見せられた。それを見たなつは、はっと気づいた。自分の実力に足りないものがあると。

   なつは、麻子に対して申し訳ない気持ちになり、素直に謝った。

   なつ「すみません。自分のダメな点がはっきりわかりました」

   麻子「別に謝らなくていいから、仕事をきっちりとやって」

   そう言われたなつは、もっと漫画映画の勉強をしなければ!と再び筆をとり、必死になって絵を描き始めるのだった。(NHK総合あさ8時放送)