J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

<チマタの噺>(テレビ東京系)
田中泯「警察官だった父親」息子教育はなぜか死体を見せること・・・怖かった

   笑福亭鶴瓶が街の人々のなにげない行動や意外なエピソードをVTRで見ながら、ゲストと気ままにトークを展開する。この日は、世界的ダンサーで俳優の田中泯だった。

   近年は演技派俳優としても評価の高い田中だが、俳優デビューは遅咲きの57歳(ちなみに現在は74歳)だ。尊敬する踊りの師匠が57歳で没したことから、自分が57歳になった時に「このままでいいのか。このままではマズイぞ」と思ったという。

   そんな時に映画の世界に誘ってくれたのが、山田洋次監督だった。田中は2002年に山田監督の「たそがれ清兵衛」で俳優デビューし、その後も山田作品に多く出演している。

最近は舞台の後に自分が作った「泯じゃが」即売

   チマタのインタビューでは、「あなたの家のちょっと変わった教育方針は?」という質問に、「土曜日は学校を休んで好きなことをしていい」「虫は絶対ティッシュで殺す」「体毛は絶対に剃らない」「猫を飼い続けること。命の尊さもわかりますし、猫のおかげで性教育も学べました」など、(それって教育?)と思わず笑ってしまうユニークな解答が続出した。

   田中は父親が警察官だったため、近所で死体があがるたびに現場へ連れて行かれ、ただ黙って父親から死体を見せられたという珍しいエピソードを披露した。「父親は死体を見せることで何か僕に影響を与えるという考えがあったのかもしれない。最初は怖かったけど、いまでは大感謝してますよ」

   映画やテレビドラマでは寡黙な役が多い田中だが、鶴瓶と話す姿はとても気さくなおじさま。ダンサーと俳優業のかたわら、普段は山梨県で農業も営んでいるそうで、作ったじゃがいもを「泯じゃが」と名付けて、舞台の後に即売したりもしているんだそうだ。(7月23日深夜0時12分)