J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

職質男に逃げられた警察官―玉川徹さんには珍しく擁護「一生懸命やってた」

   JR新潟駅から700メートルの繁華街で、おととい23日(2019年9月)午後2時半ごろ、一時停止違反の疑いで職務質問を受けていた運転者が、酒の臭いを指摘されると、いきなり警察官につかみかかり、振り切って自分の車に飛び乗って歩道を暴走して逃げた。

   一部始終は動画で撮影されていて、「男は警察官が左手に持つ物を奪おうとしていました」と、岡安弥生リポーターが伝える。自分の運転免許証だったらしい。すぐに応援の警察官が駆け付け、10分後には公務執行妨害の疑いで逮捕された。男は自営業、棚橋義則容疑者(36)で、容疑を認めている。

元刑事は厳しい!「とっさの対応が間違いだらけ」

   警視庁の元刑事、吉川祐二氏は「逮捕行為に入っており、暴れる前に応援を呼ぶべきだった。散乱した書類を集めようとして身柄確保が遅れ、男の車の前に立ちふさがったのも、警察学校でやってはいけないと指導されることだ」と批判する。埼玉県警の元刑事の佐々木成三氏は「都心とは違って、警察官の数が少ないので、1人対応を強いられた面はある」と話す。

   司会の羽鳥慎一「ネットにも批判の声がありますが、そこまで言わなくてもいい気がします」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「警察学校の例題としてはそうかもしれないが、ネットやわれわれが批判するのはどうかなあ。警察官は一生懸命にやっていましたよ。取り押さえられたらよかったね、という程度でいいではないでしょうか」