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都心の豪華議員宿舎の家賃が明らかに 看護師付きの3LDK月16万円、相場の3分の1以下

   高級ホテルも建つ都心の一等地・東京都千代田区紀尾井町に建設中の参議院清水谷議員宿舎の家賃がきのう9日(2019年12月)明らかになった。3LDK(81平方メートル)で月15万8006円、1LDK(56平方メートル)で10万9239円だ。1人用の机やダイニングテーブル、ソファつきで、サービス業務のコンシェルジュや看護師も常時待機し、8階建ての最上階には都心を見下ろす集会スペースもある。

   キャスターの伊藤利尋アナウンサー「地元業者はここらへんで3LDKなら月50万円、1LDKなら25万円前後が相場だと言います」

街の声「ふざけんなよ、国民全員がそう思いますよ」

   3LDKでは相場の3分の1以下で入れる。街で聞くと、「ふざけんなよ、国民全員がそう思いますよ」(60代男性)、「国民の税金でねえ。国民感情を(議員は)感じてないのかしら」(30代女性)という声が返ってきた。

   司会の小倉智昭「目くじら立てることはない。国民のためにちゃんとした仕事をしてくれるならいい。そうでない議員がいるから問題なのだ」

   中江有里(俳優、脚本家)「国民に厳しく、自分たちに甘い気がする。本当に国民のために仕事するならタダでもいいけど、あてがわれたからじゃあというのでは、意識の違いが浮き彫りになる」

   元衆院議員の若狭勝弁護士「特権意識は問題だ。国会議員が声をあげれば適正にできるのに」

   政治アナリストの伊藤惇夫さん「議員には文書通信交通滞在費(参院議員は月100万円)が出ているのだから、そこから家賃を払うのが筋だ」

   宿舎は来年(2020年)2月に完成する予定だ。