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大河「いだてん」ゴール、「面白かった。ありがとう!」クドカン出演に感謝の声ネットにあふれる

   NHK大河ドラマ「いだてん」の最終回が15日(2019年12月)に放送されたが、平均視聴率は8・3%に終わった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全47話の平均も8・2%と大河ドラマ史上初の1桁。歴代ワーストを更新した。

   しかし、最終回では脚本を手がけた宮藤官九郎がタクシー運転手役で登場。1964年東京オリンピック開会式当日、志ん生(ビートたけし)を後部座席に乗せて、「おじいちゃん、落語家さん?」とセリフもしゃべった。

暗いイメージの近代史を最高に面白いドラマに

   ネット上では、「ん?クドカンやん」「最後にお前が出るんかい」「最高じゃんねぇーー!!」という声で沸いた。

   もはや最後までドラマを見た人は、史上最低視聴率などお構いなし、「いだてん」の型破りの面白さにひたった人が多く、ネット上ではクドカンに感謝する声が相次いだ。

   「難しいテーマ(まとめにくいという意味で)をいろんな人の視点と細かいエピソードを織り込みながら最終回でうまく昇華させていた。視聴率はこれだけ価値観や選択肢が多様化しているのだから歴代で比較するのは意味がない。作品としての評価には関係ないと思う。個人的には森山未來の芸の幅広さに惹かれた」

   「毎回面白くて、ドキドキして、ほろりとして、最高に面白かった。近代史って戦争で暗いイメージだったが、このような大河ドラマにした宮藤官九郎さんに感謝!俳優さんも個性的な方ばかり、とにかく楽しかったです」

   「終わってみれば歴史に残る名ドラマでした!こんなドラマを一緒に楽しめた私は幸せ者。オリンピックに関わった関係者、選手、街の人々を、落語を絡ませながらこんなに丁寧に描きあげるとは。しかも脚色だと思われたシーンが実は史実だったという場面も多く、驚きが満載で面白かった。嘉納治五郎先生のお名前をちらりと聞いた覚えがある程度だった私も、今ではどの登場人物も愛しくてたまりません」

   「東京五輪の国立競技場に、日本のスポーツ界のために尽力してきた人たちが集まって開会式を迎えられたことに感動した。日本選手団が入ってきたところで涙腺決壊。単なる式典とか競技ではない。ここまでにいたる歴史・苦労・努力を見続けてきたからこその感情移入。震災と戦争のつらさを乗り越えてきたからこそ平和に感動する」(テレビウォッチ編集部)