喜美子(戸田恵梨香)と夫である川原八郎(松下洸平)は、揉めごとが多く、ケンカばかりしている弟子二人に困っていた。八郎は弟子二人に修行を諦めてもらうことを決める。そして八郎の代わりに喜美子が辞めてもらうよう告げる。弟子の二人は「かわはら工房」を去っていった。
弟子が去ると同時に、美術大学出身の若い女性、松永三津(黒島結菜)が新たな弟子入り志願でやってくる。三津は、「丸熊陶業」で絵付師として働いていたころの兄弟子、池ノ内富三郎(夙川アトム)と磯貝忠彦(三谷昌登)の二人が連れてきたのだった。
弟子にしてほしいという三津。
八郎「これ以上、弟子を増やす余裕はあれへんので」
喜美子と八郎は相談して申し出を断る。ところが三津は食い下がって弟子入りをあきらめないでいた。喜美子と八郎、三津との押し問答がしばらく続くが、その後三津の弟子入りの本音が明らかになる。
その頃、川原家の敷地をなにやら怪しい人影が横切る。喜美子たちは気がつかないが...(NHK総合朝8時放送)