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〈恋はつづくよどこまでも/第4話〉(TBS系・2月4日火曜放送)
看護師としてまた一つ成長した佐倉七瀬に危険が忍び寄る。ある夜、ストーカーが襲いかかってきて...

   修学旅行のついでに縁結びの神様が祀られる神社にお参りした鹿児島の女子高生・佐倉七瀬(上白石萌音)はその帰り道、路上で倒れていた老婆を救ったことで医師・天堂浬(佐藤健)と出会った。天堂に一目惚れした佐倉は猛勉強の末、天堂が勤める日浦総合病院循環器内科に新人看護師として就職した。

   しかし、天堂はそこでは「魔王」と呼ばれるほど冷徹な完璧主義者で、失敗ばかりする佐倉を「バカ」「お前、向いていない」「辞めな」と冷たく突き放す。天堂が研修医時代の同僚で恋人の若林みのり(蓮佛美沙子)を8年前に拡張型心筋症で亡くして以来、泣くことも笑うこともしなくなったと聞いた佐倉は、酔った勢いで天堂に「私が笑わせます、先生を」と宣言した。

なぜか頑なに手術を拒み続ける心不全患者の話を聞くと...

   佐倉が循環器内科の仕事にようやく慣れてきたある日、心不全患者・鶴岡恵子(美保純)が緊急搬送されてきた。退院する患者の見送りでその場に居合わせた佐倉は、慣れない緊急対応に戸惑うばかりで、なす術がない。

   デスクに戻ると、落ち込んだ佐倉を励ますメモが置かれていた。天堂とは対照的にみんなに優しいもう1人の循環器内科医・来生晃一(毎熊克哉)だと思った佐倉が礼を言うと、自分が書いたメモではないと言う。さらに、佐倉が住むマンションのポストにもメモが置いてあったことから、天堂の姉でマンションの管理人でもある天堂流子(香里奈)は、ストーカーの仕業ではないかと指摘する。

   来生がボディーガードとして佐倉の送り迎えを買って出た。佐倉が来生の下で働くことになったこともあり、病院内に佐倉と来生が付き合っているとの噂が広まる。

   一方、心不全で入院した鶴岡は、なぜか頑なに手術を拒み続ける。それでも親身の看護を続ける佐倉に鶴岡は、生き別れになっている娘のことを話し「一目あの子に会えたら死んでもいい」と打ち明けた。鶴岡は娘の結婚式に出席するために、手術を拒んでいたのだ。佐倉はカンファランスの場で居並ぶ医師たちを前に「鶴岡さんに生きたいと思ってほしいんです」と訴え、鶴岡を結婚式に出席させる許可を求める。その熱意が医師たちを動かした。天堂と佐倉に付き添われて娘の結婚式に出席した鶴岡は、娘との再会を果たして再び生きる希望を持つことができた。

   看護師としてまた一つ成長した佐倉に、危険が忍び寄っていた。ある夜、ついにストーカーが牙をむいて襲いかかってきた。間一髪のところ天堂がストーカー男を投げ飛ばして撃退するが、乱闘の最中、佐倉は頭に傷を負い、意識不明に陥った。「佐倉っ!」と懸命に呼びかける天堂だが......。(よる10時放送)

寒山