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懐かしのデートスポット「としまえん」が閉園!跡地はハリポタテーマパークと防災公園に

   1926年(大正15年)に開園した都内有数の遊園地「としまえん」(東京都練馬区)。世界初の流れるプールや日本最古の回転木馬「カルーセルエルドラド」などで有名だ。1966年には当時6歳の天皇陛下が遠足に行かれたこともある。しかし、今後段階的に閉園し、跡地の一部に「ハリー・ポッター」のテーマパークが建設される計画が明らかになった。

   「としまえん」では練馬区の成人式が開催されるほか、敷地内のグラウンドでは企業や学校の運動会も行われるなど、地元住民に親しまれている。街頭インタビューでは「回転木馬が由緒ある。新しくなるのはいいが残念」「小6の時のダブルデートでドキドキした」などと惜しむコメントが。

   約20ヘクタールの敷地(東京ドーム約4・3個分)の大半は東京都が買収し「練馬城址公園」として整備。災害時の広域避難場所などに使われることも計画されている。

大半が災害時の広域避難場所に

   跡地の一部を使い、2023年開園が検討されているスタジオ型テーマパークでは、ハリー・ポッターの映画撮影に使われたセットや小道具が見学できる。現在、ハリー・ポッターのテーマパークは、アジアでは大阪のユニバーサルスタジオジャパンだけ。テーマパーク評論家の佐々木隆さんは「ワーナーブラザーズは、アジア2つ目を東京に作ることで、日本人だけではなく、中国人など外国人観光客を取り込もうとしているのではないか」と語る。

   司会の羽鳥慎一「老舗の遊園地は厳しい状況が続いている」

   青木理(ジャーナリスト)「時代のひとつの移り変わりなのかなという気がします」

   菅野朋子(弁護士)「大学が池袋だったので定番のデートスポットでした。夏場はプールがすごく混んでいた」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「大半は避難場所になる。中国の新型コロナ肺炎では突貫工事で武漢に病院を作ったが、都内にはそうした場所が少ない。災害時に仮設住宅を作る場所もないので、そうした活用も考えられる」