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脳をダマして食事三悪「塩」「脂肪」「糖」を大幅に減らす!

   塩分、脂肪、糖の摂り過ぎは体に悪いことは、いまさら言われなくてもわかっているが、なかなか減らせないから悩む。ところが、脳をダマせば、減塩、減脂、減糖ができて、十分おいしく食べられるのだという。

   食べ物は舌で味わっているように思うが、おいしいまずい、味が薄いなどの判断は、舌にある味蕾というセンサーからさまざまな信号を脳が受けて行っているのだという。脳への情報を操作すれば感じる味も変わるというわけだ。

   味は香りに大きく左右される。東北大の坂井信之教授は「味が薄い時に香りを足せば味が強くなったと感じるはずです」という。香りが強いと、塩分を減らしても「物足りない」と感じないというわけで、みそ汁はお椀に注いだらフタをする。フタを取った時に強く香りを感じ、脳は「薄い」と気づかないからだ。

   食べ終わっても、すぐに皿は片づけない。汚れた皿や食べ残しがあると、脳は満足感を得やすいからだ。使う皿も大きめより小さめにすると、同じ量でもボリューム感が出る。

   酒井教授「満腹感、空腹感はおなかが感じるのではなく、脳や目が感知するのです」

   ゲストの川田裕美(フリーアナ)「私は、すぐ片付けてました」

「番組特性苦みソース」で香ばしさ強調

   おいしさというのは、実は苦みの勘違いだという。そこで魔法の調味料となるのが、「番組特製苦味ソース」である。そのどろりとした茶色い液体をかけると、多くの食品が香ばしくおいしく感じるようになるという。リポーターの松岡忠幸アナがトライしてみた。まず、冷凍ナポリタンを調理したものを食べる。「美味しいですよ」と言っていたが、特製ソースをかけると、「ああ、焼いた味がします。適度な苦みでおいしさが増します」と目を丸くした。

   作り方はインスタントコーヒーの粉末(大さじ2)をフライパンで2分ほど煎り、パラパラになったところで大さじ2の水を加えて溶かす。チャーハン、焼くそば、ハンバーグ、焼きおにぎりにとくに合うという。「ほかにも、ピザ、グラタンなどの冷凍もの、カレー、ポテトサラダ、スイーツなども香ばしさが出ます」(松岡アナ)

   近江友里恵キャスター「みたらし団子に垂らしたら、火であぶったような味になりました」

カズキ