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東京オリンピック中止――IOC委員の発言に「公式見解でない!」橋本担当相も小池知事も無視

   新型コロナウイルスの感染拡大で、国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員が、「東京オリンピックの開催の決断は、2カ月前にすべきだ」と中止を示唆したことについて、橋本聖子・五輪相は「IOCの公式見解ではない」、小池百合子都知事は「委員の個人的見解。担当者からはしっかりやれと言われている」と無視する構えだが、本当にそれで大丈夫か。

海外の評判落としたクルーズ船の対応のまずさ

   舛添要一・前途知事は「IOCは中止を考え始めましたよというアドバルーンじゃないか」という。パウンド発言を受けて、イギリスでは「ロンドンで部分開催も」などという声も出ているが、舛添氏は否定する。「延期も分散もない。中止か実施かは、フィフティ・フィフティでしょう。(日本政府の対応遅れの印象が強い)クルーズ船のイメージを払拭できるかどうかです」

   キャスターの立川志らく「やる方向でいかないといけない」

   3月12日(2020年)にはアテネから聖火リレーも始まる。武藤敏郎・五輪委事務総長は「予定通り」というが、26日にスタートする国内コースはイベントなどの縮小が決まっている。