大崎茂義医師(稲垣吾郎)は、武志(伊藤健太郎)の検査結果なのに、喜美子(戸田恵梨香)だけを診察室に呼び入れた。「息子さんは、白血病です」
激しく動揺する喜美子に、大崎医師は詳しく説明した。このままだと、武志の余命はあと数年だという。唯一治す方法は骨髄移植だが、そのためには武志に合うドナーをみつけなくてはいけない。
喜美子は武志に病名を告知するか悩みながら、気丈に日常生活を送ろうとしていた。だが、1人になるとどうしても病気のことを考えてしまう。
そんな時、幼馴染の熊谷照子(大島優子)が家にやってきた。普段通りふるまおうとした喜美子だが、ふとした瞬間に気持ちがあふれてしまった。「なんで武志なん!?」
理不尽な運命への怒り、不安、悲しみが一気に噴き出し、涙が止まらない。(NHK総合あさ8時放送)