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新型コロナ緊急事態宣言の先駆け、北海道の効果は? 札幌市の公立小中学では分散登校が始まった

   北海道が新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言を発表(2020年2月28日)して2週間以上がたった。

   「効果がどこまであったのか」と司会の加藤浩次が問いかけた。

「市中感染はある程度収まった。流行地でやったことに意味がある」

   鈴木直道知事は「引き続き外出自粛を」と呼びかけ、感染者はきのう3月15日までに148人にのぼる。「客が30%か40%減り、月100万円の売り上げ減。死活問題だ」(旭川市の飲食店)といった悲鳴もあがる。外来患者を受け入れる医療機関ではマスクをせずに入ろうとした人から「売っていないのに」とクレーム騒ぎも起きた。小学1年の子を持つ母親は臨時休校の継続に「正直、つらい」ともらした。札幌市の公立小中学校はきょう16日(2020年3月)から短時間だけ登校する「分散登校」を始めた。

   順天堂大学大学院の堀賢教授は「市中感染はある程度収まっていますので、(北海道のような)流行地でやったことは意味があった」と評価する。

   小澤征悦(俳優)「がまんすべきところは、耐えるしかないのかと思います」

   北海道は緊急事態宣言を解除するかどうかを19日までに判断するという。