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エリザベス女王 新型ウイルスで異例のテレビスピーチ「今より良い日はきっと戻ってきます」

   新型コロナウイルスの感染者が5万人を超えるイギリスでは、ボリス・ジョンソン首相やチャールズ皇太子も感染し、エリザベス女王は5日(2020年4月)に、テレビで国民向けの異例のスピーチを行った。

   「この国は混乱の時期です。私たちが団結すればこの病気に打ち勝つことができます」「まだ耐えることがあると思いますが、今より良い日はきっと戻ってきます。家族にも、友達にもまた会えます」と、国民に結束を呼びかけ、最前線で戦う医療従事者に対して感謝の言葉を述べた。

ロンドン五輪開会式以来の高視聴率

   女王がクリスマス以外で、テレビスピーチするのは珍しい。撮影は女王の避難先のウィンザー城で、防御服を着たカメラマン1人で行われた。視聴者数は約2400万人で、ロンドン五輪の開会式以来の高視聴率だったという。

   デーブ・スペクター(放送プロデューサー)「ジョンソン首相は入院後の病室でも働き続けていたそうです。疲労があったのでしょう」

   司会の小倉智昭「今のところは、人工呼吸器を使っていないということなので、そのまま退院になると良いですね」

   デーブ「油断はできませんが」