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政府配布の「医療機関向け布マスク」評判最悪!「ひもが耳に届かない」「ペラッペラ」

   新型コロナウイルス対策として安倍晋三首相が打ち出した「全世帯に布マスク2枚配布」に先駆け、医療機関や介護施設、保育園への布マスクの支給が始まったが、使い勝手が悪いらしい。介護施設職員の男性は「奥まで入れると引っ張られて(耳が)ちぎれるような感じになるので痛い。私にはちょっと小さいですね」と明かす。そもそもマスクのサイズが小さいうえに、ひもがゴムのように伸びないため装着しにくいというのだ。

   SNS上でも「耳にひもがかからない。安倍さんのマスク小さかったもんな」「全く耳に届かず使えなかった」「ペラッペラッの生地のマスクがたったの10枚。職員25人いるのに。これで政府は、配っただろ!!と威張るのでしょうね」などの投稿が相次いでいる。

欧米もマスク不足で中国から輸入30倍に高騰

   マスク不足が言われてもう2か月がたつのに解消できず、送り付けたのはこんなお粗末なマスクというのでは、安倍内閣は何をやっているのか。司会の国山ハセンは「各国でマスクが見直されているんです」という。イタリアのミラノではマスクを付けていないと罰金を取られ、オーストリアは覆面防止法を停止して、スーパーや薬局ではマスクが義務になっているという。

   国山「中国からマスクを輸入している日本の業者は、欧米が高値で買い取るので、以前の10倍になっていると話しています。別の業者は20~30倍だそうです」

   おかげで、マスク不足が解消する見通しが立たないという。