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<エール>(第20話・4月24日金曜放送)
裕一がイギリス留学を知らせると音の返信が途絶えた!妹の梅から「向こうにはいっぱいきれいな人がいる」と脅かされていた

   古山裕一(窪田正孝)のイギリス留学に猛反対していた伯父の権藤茂兵衛(風間杜夫)は、一転して「5年でものにならなかったら帰ってくること」という条件で裕一の挑戦を認めると言い出した。裕一は大喜びで関内音(二階堂ふみ)に手紙を書き、そのことを知らせた。

   その手紙を読む音に妹の梅(森七菜)がこんな忠告をしていた。「ロンドン行っちゃうんだ。どうすんの? 向こうにはいっぱいきれいな人がいるよ」

   音「裕一さんは、そんな誘惑に負ける人ではありません」

   梅「手紙だけでお姉ちゃんに惚れとるのに? ロンドン行って、一流の音楽家や歌い手さんと出会っても、彼の心が遠く離れた国の文通相手にあり続けると思う?」

   たしかに不安だった。声楽の師匠、御手洗清太郎(古川雄大)にも厳しい現実を指摘され、裕一をあきらめることを決心した音は、手紙を開こうともしなくなった。

   そんな折、母の光子(薬師丸ひろ子)は音を姉の吟(本間叶愛)と上京させることを思いつく。吟の目的は結婚相手を探すこと、音の目的は音楽学校で学ぶことだ。

同僚に言われて女性名前で手紙を出してみると...

   福島では、裕一が絶望の淵にたっていた。音から手紙の返信がこなくなったからだ。銀行の同僚たちは、相手の親が恋路を邪魔しているのだと推測し、菊池昌子(堀内敬子)は「古山裕子」という女性の名前で出せと助言する。「あなたからの便りが途絶えて、曲がまったく書けなくなってしまいました。もう僕はあなたなしでは音楽を書けなくなったのかもしれません」

   裕一の苦悩を知り、音は久しぶりにペンをとった。「お手紙を返さなかった理由は、私があなたの勉強の足かせになるのが嫌だからです。私の事は忘れ、作曲に勤しんでください」

   返事を受け取った裕一は、音に会いに行くと決心した。(NHK総合あさ8時)