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こんな政治家に命預けて大丈夫か!「日本の新型コロナ感染者数は?」国会で質問されしどろもどろの安倍首相

   5月1日(2020年)、新型コロナウイルス対策の政府の専門家会議が開かれた。そこでは緊急事態宣言の延長が妥当、長期的な対策が必要という提言がまとめられ、4日にも安倍首相らが判断するという。たぶん、半月から1か月の延長ということになるのだろうが、専門家のいいいなりになると、再再延長ということもあり得るだろう。

   4月29日の参議院予算委員会を見ていて驚いた。森ゆうこ議員が新型コロナウイルスの感染者数を質問したが、誰も答えられなかったのである。安倍首相などは、事前に質問をもらっていないなどと意味のないことをいい募り、しどろもどろであった。4月30日の21時30分 時点で感染者数は1万4306人(死者は457人)だが、これは検査で陽性の人やコロナウイルスに感染して発症した人の数である。感染してはいるが発症していない人は、この10倍はいるはずである。

   「ニューヨーク州のクオモ知事は23日、感染の実態を把握するため、アメリカで初めて実施した大規模な抗体検査の結果を発表しました。それによりますと、州内各地でおよそ3000人を無作為で抽出し、抗体検査をしたところ、全体の13・9%が陽性でした。大都市のニューヨーク市では21.2%が陽性で、5人に1人以上が感染していたことになります。

   州全体ではこれまで26万3000人の感染者が確認されていますが、抗体検査の感染率から、その10倍のおよそ270万人が感染した可能性があるということです。その場合、致死率は低くなり、感染者のおよそ0.5%になるとしています」(TBSNEWS4月24日 5時35分より)

   森がいうように、「感染状況が(緊急事態宣言の解除や延長を判断する=筆者注)ひとつの要素だ」といっていたじゃないか。大まかな数字さえ示せない、この程度の政治家や専門家に、われわれの命に関わる判断を任せておいていいはずはない。

「コロナ太り・岡田晴恵教授」睡眠3時間、メイク中に寝落ち...引っ張りだこでもギャラ安く1~3万円

   「モーニングショー」(テレビ朝日系)と白鷗大教授・岡田晴恵というコメンテーターは、「コロナ太り」といわれているようだ。コロナの怖さを煽りに煽り、朝のワイドショーでは視聴率1位を独走している。感染症の専門家だといわれる岡田は「モーニングショー」だけではなく、あちこちのワイドショーを掛け持ちして睡眠は毎日3時間しか取れないと、週刊新潮に語っている。テレビに出たての頃は、あか抜けない学者先生という感じだったが、番組ごとに服を変え、メイクも派手になってきたという。

   ご本人は、メイクの間、ずっと「寝落ち」しているので、メイクさんがぜんぶやってくれているという。それに、「文化人枠で、出演料も1回2万とか3万。1万円ということも。(中略)だいたい3時間睡眠で色気なんか出るはずないじゃないですか」と話している。私が昔、何度かテレビに出ていた頃とギャラは変わっていないようだ。そんなに安いんだから、無理して出なくてもいいと思うのだが。

レギュラーコメンテーターのテレ朝平社員で独身の玉川徹(57)のほうは、吉田羊似の40代美容外科医と家で「濃厚接触」を続けていると、週刊文春が報じている。玉川もこのところ軽はずみな発言が目立ち、謝罪することが多い。なかでも、4月28日(火)、番組内でこう発言したそうだ。「番組のスタッフが確認しているんですけど、39という件数は全部これ民間の検査の件数なんです。実は」休みになると行政は検査をやらない」

   早速、自民党の都議会議員が事実が間違っていると抗議し、玉川は番組で「間違っていた」と平謝りするはめになった。この程度のことを自分で「確認」しないで、1000万人以上が見ているメディアで軽々しく発言するのは、ジャーナリストとしての能力に疑問符がつきそうだ。

   新型コロナウイルス感染を止めるのは、ほとんどの人間が感染して免疫ができるか、薬ができるかだが、このところ、日本発のワクチンや薬が、世界を救うのではないかと高い評価を得ているという。

   富士フィルムのアビガンを提供してくれという申し入れが世界中から来ているようだが、大阪のベンチャー企業が開発しているアンジェスというワクチンも期待されていると、週刊新潮が報じている。また、週刊新潮も何度か報じているが、太陽光の下や高温・多湿の環境でコロナウイルスの死滅が早まると、アメリカの国土安全保障省が実験して発表したそうである。

   こうなると、いつもの年は好きではないが、6月の梅雨のシーズンが早く来ることを祈りたくなる。人間てものは勝手なものですな。

楽天PCR検査キット 実は新型コロナ判定できない?製造・開発の関連会社社長は経歴詐称

   このところポスト安倍の評価が下落している岸田文雄政調会長が、週刊文春で池上彰と対談をしている。内容は、一言でいうと凡庸だ。池上の突っ込み不足と、岸田が言質を取られまいと逃げに終始しているためだが、一カ所だけ紹介しておこう。岸田は今の格差社会についてこういっている。「トリクルダウンで裨益すると七年間言ってきましたけれども、中間層に行き渡っていないから、消費は十分に喚起されないし、経済の好循環も完成しない。そのため、格差が問題になっています。所得の格差が子どもの貧困や教育の格差を生み、教育の格差が所得の格差を再生産していく、負のスパイラルが始まっています。一億総中流と言っていた日本の社会は、間違いなく変わってしまいました」

   アベノミクスが完全に失敗した。そこを原点にして、岸田流の格差を解消する経済政策を打ち立てることができるか。まあ、これを読む限り、無理だろうな。

   落ち目の人間模様、次は楽天。三木谷浩史会長が、オールジャパンで一刻も早く全国民のセルフPCR検査をと力説していたが、自社から検査キットの販売を開始した。このキットの開発・製造を手掛けているジェネシスヘルスケアを創業した佐藤バラン伊里という女性は、以前から「米国心臓外科医」といっていたが、週刊文春によると、経歴詐称疑惑が浮上したというのだ。

   その上、このキットは無許可の上、陽性か陰性かわからないそうだ。これ以上詳しく触れなくても、楽天関係者が「現在、佐藤氏を退任させる方向で調整しています」という言葉でわかるだろう。

   楽天は、社運を賭けて売り出した携帯電話事業もまだまだ先が見えない。楽天と孫のソフトバンクのこれからは、苦難の道のりになるようである。

二宮和也「巣ごもり新婚生活」ニノはゲーム三昧、新妻は女性霊能師の占いに心酔

   注目夫婦2組の今後は真逆になりそうである。鈴木杏樹と不倫していた俳優の喜多村緑郎だが、週刊文春によれば、妻で元宝塚スターの貴城けいは「離婚しない」と決心を固めたという。2人は弁護士を仲介役として、関係修復に向けての話し合いが行われているそうである。

   こちらも弁護士を立てるようだが、結論は全く違うようだ。女優の杏と俳優の東出昌大だが、東出の女遊びがどうしても許せない杏は、離婚を決意したというのである。その背景には、東出が出ていたCMなどが打ち切りになり、その違約金が億を上回るといわれることも関係しているという。杏には、東出の肩代わりをする気はさらさらないそうだ。

   妻に弟子と浮気されていた立川志らくだが、一時、妻の酒井莉加は神戸の実家に帰省していたそうだが、3月以降に自宅に戻り、志らくも家にいることが多く、夫婦円満が戻ってきたようだと週刊文春が報じている。酒井も好きな酒を控えているという。もしそうなら、志らくは男の中の男かも知れない。

   酒井の実家には母親がいるが、私が知る限り、なかなか癖のある女性のようである。酒井は再び目を離せば、性懲りもなく浮気をするかもしれない。そんな危うい妻と義母を受け入れ、共に生きていこうというのは、子どもの存在が大きいのだろうか。陰ながら応援したくなるね。

   週刊新潮よれば、小泉進次郎の妻・滝川クリステルの出産は、高齢ということもあるのだろう、かなりの難産だったようだ。長男の名は道之助。2人とも、将来は政治家ではなく、宇宙飛行士にさせるといっているそうだ。政治家には簡単になれるが、宇宙飛行士はなかなか難しいぞ。

   政治家ついでに河井案里参議院議員のお話を。秘書らが公選法違反(買収)容疑で逮捕され、自身の進退も危うい案里だが、ここへきて、広島地検が押収した彼女の携帯電話から、3人のセックスフレンドが判明したというのだ。この女性、検察がガサ入れに来た際、着ているものを全部脱いで裸になったという話もあるが、なかなか度胸のある発展家のようだ。亭主とは「仮面夫婦」のようで、セフレは、広島県政のドンといわれた人間や、当選同期、元秘書など多彩である。

   噂されている当人たちは、週刊新潮の直撃に「否定」しているが、ここまで具体的に書いているところを見ると、地検筋からのリークで、裏はしっかり取れているようだ。

   週刊文春が、「嵐」の二宮和也(36)と新妻が都内のマンションで「巣ごもり」していると報じている。二宮は無類のゲーム好きだから苦にはならないようだ。彼女のほうは以前から女性霊能師に心酔していて、結婚や入籍の時期の相談をしていたという。女性というのは占いの類が好きだ。そんなことに目くじらを立てることはないと思う。

萩本欽一は見抜いていた「志村けんの面白さはしゃべらない笑い」誰でもわかる動きの滑稽さ

   萩本欽一が週刊文春で、志村けんのことを語っている。2人はほとんど一緒に仕事をしたことはないというが、志村がドリフのメンバーになる前から注目していたという。志村もコント55号の台本を見せてくれないかと、テレビ局の人間に頼みに来ていたそうだ。

欽ちゃんは、コロナの時代、お笑いというのはしゃべりではなく、動きこそが重要だ、「しゃべらない笑い」を生み出さなくてはいけないと語っている。欽ちゃんは浅草の劇場でコメディアンの修業をしたが、それは「動き」の修行だった。志村も「彼の芸が子供から大人までみんなに喜ばれたのは、誰にでも分かる『動きの笑い』を極めていたからだった。そのことにこだわったけんちゃんは、言葉通りの『芸人』だった」

   「しゃべらない笑い」の原点は、そう、チャップリンである。私も、チャップリンの『街の灯』や『殺人狂時代』などを見返している。彼の笑いは落語に似ている。同じものを何度見ていても、同じ場面で笑う。欽ちゃんは、「けんちゃんは一番大事なときにいなくなってしまった。いまこそ必要とされるコメディアンだったのに......」と話している。

   今夜は、チャップリンの『ライムライト』を見て笑って泣くか。

   何やら北朝鮮がきな臭くなってきた。CNNの金正恩重体報道は、トランプの思わせぶりな発言もあり、何事か起こっているのは間違いないようだ。もし、金正恩にもしものことがあれば、妹の金与正女史(32)を中心とした集団指導体制が敷かれると週刊新潮は見ている。どちらにしても、コロナ感染のさなかに、北朝鮮の体制が不安定になるのは......困ったものである。(文中敬称略)

【絶対当たらない馬券術】「天皇賞・春」フィエールマンにキレなし!ユーキャンスマイルに注目したい

   今週は天皇賞・春。1番人気になりそうなフィエールマンが以前のような切れがないことと、大外枠が嫌だ。キセキは武豊だから出遅れはないだろうが、目標にされるだけに、何かに差されると思う。

   そこで、キセキを目標にできるユーキャンスマイルが本命。岩田でないのが唯一の不安材料だが。対抗がキセキ。単穴はこの馬が一番強いのではないかと思っているミッキースワローにした。△がモズベッロ、トーセンカンビーナ、ミライヘノツバサ、メイショウテンゲン、フィエールマン。GOODLUCK!

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、 『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。