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「オンライン」WEBカメラうつりが気になる!大河ドラマ照明係が伝授する「美人に見えるカメラ位置と太陽光」

   「オンライン会議」「リモート飲み会」が広がって、「スマホやパソコンの画面で見る自分の映り方が気になりませんか。プロ直伝のオンライン照明術を紹介します」と中川安奈アナ取り上げた。

   大河ドラマなどを担当してきたNHK照明部の木村中哉チーフエンジニアは、「太陽の明かりを味方につけることです。太陽の明かりは色をきれいに出す効果があり、美人になれます」とアドバイスする。

   太陽を背にするいわゆる「逆光」は、顔が真っ暗になってしまう。しかし、正面から浴びても、髪の毛や顔の凹凸で影ができ、ほうれい線やたるみが強調されてしまう。ブラインドやレースカーテン、障子などを閉めて光を柔らかくすると、影ができず映りがきれいになる。

   木村さん「ドラマでも、女優を撮る時には、雲みたいなフィルターを1枚入れて明かり全体を柔らかくしています」

段ボール箱でライティング調整

   間取りの都合などで窓の正面に座れず、顔の片側がうつってしまうときは、木村さん考案の「美人板」を使う。大きめの段ボール箱を開いて3つの側面を切り取り、片側に白い紙を張る。

   パソコンやスマホの後ろに設置して、太陽の光が差し込む側の面を開き、反対側の面はモニターを確認しながら一番明るく感じる角度を探して固定する。白い板が太陽の光を反射させ、顔の暗い方を照らしてくれる。

   中川アナ「作る時は高さがポイントです。自分で使う机の上に美人板を設置して座った時、自分の頭よりも少し高くなる箱を選んでください。これで顔全体に光が反射してきれいに見えるんです」