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古市憲寿も呆れた「新聞ともベタベタだった黒川さん」取材相手と賭けマージャンしてた朝日・産経のトンデモ記者

   安倍内閣が今国会での成立を断念した「検察庁法改正案」の騒動の元になった黒川弘務・東京高検検事長が、辞任が避けられなくなった。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出ている最中に、新聞記者との賭け麻雀をしていた。きょう21日(2020年5月)発売の週刊文春(5月28日号)が報じた。

   週刊文春によると、黒川氏は今月1日と13日の2回、産経新聞の記者宅で、もう1人の産経記者、朝日新聞記者とで賭け麻雀をしたという。1日は午後7時半から約6時間半。終わった午前2時、黒川氏は記者が用意したハイヤーで帰宅した。同乗した記者が「きょうは10万円やられちゃったよ」といっていたという運転手の証言もある。マンションへの出入りの写真までついている。

法案審議がどうなるかという時にメディアが権力癒着

   いずれも、新型コロナの緊急事態宣言が出され、小池都知事が外出自粛を呼びかけている最中だ。黒川氏も法務省の聞き取りに、事実を認めたという。菅官房長官も歯切れが悪く、公明党からも「職務を続けられる話じゃないだろう」という声が出ていた。

   山崎夕貴キャスター「まさかの展開ですね」

   司会の小倉智昭「(政府・与党は)検察庁法改正案を力ワザで可決してなくてよかったと思ってるでしょうね。可決してたら、大変な騒ぎになっていましたよ」

   古市憲寿(社会学者)「政権とベタベタだった黒川さんが、新聞ともベタベタだったということ。検察という強大な権力を監視すべきメディアが、ずぶずぶだったというのは大きい」