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ようやく新学期!学校では「3密」避ける工夫――出席番号で午前と午後の分散登校や先生のフェースシールド

   6月1日から学校再開という自治体が多い。事実上の新学期のスタートだ。東京・豊島区の区立千登世橋中学校は分散登校を行う。出席番号の前半と後半に生徒を分け、前半が午前中、後半が午後で、1時限30分に短縮された授業を4時限受ける。科目は主要5科目が中心だそうだ。

   教壇には技術科教師手作りのビニールカーテンが設置され、全教員に手作りの特性フェイスガードが配られた。教師は「手探り状態。まだ不安が大きい」と話す。6月いっぱい、分散登校を続ける予定だ。

   菊地幸夫(弁護士)は「給食はどうなるのかなあ」と心配する。

夏休みも9日から30日までバラバラ

   文部科学省は、登校時に「健康観察表」などで児童の健康状態を把握するよう、学校に指示している。埼玉・戸田市の戸田東小学校では健康観察表をランドセルの横にぶら下げて登校し、取り出す手間を省くことで校門での密集を避けるという。

   各自治体で夏休みの取り方も異なる。和歌山や岡山は9日間、沖縄は10日間、東京は16日間、山形は20日未満だ。岐阜、茨城、愛知は20日間から、埼玉は最大24日間、石川は最短25日間、栃木は25日以上、千葉と奈良は30日間以上に決めた。水卜麻美キャスターによると、「各学校の判断で決まるそうです」