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山口百恵、和田アキ子発掘したホリプロ創業者・堀威夫「運に恵まれた60年でした」経営から引退

   綾瀬はるか、船越英一郎、バナナマンらが所属する芸能会社「ホリプロ」の創業者、堀威夫氏(87)がファウンダー最高顧問を退任した。経営の―第一線から退く。堀氏は1960年に堀プロダクションを創業。63年に株式会社堀プロダクションを設立して代表取締役に就任した。

「スカウトキャラバン」から次々アイドル

   当時の芸能界・テレビ界は通称ナベプロの渡辺プロダクション(現ワタナベエンターテイメント)の1強だったが、堀氏は和田アキ子や山口百恵を発掘して殴り込んだ。76年には全国的なオーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン」をスタートし、第1回グランプリが榊原郁恵だ。深田恭子、石原さとみらもここから生まれた。

   堀氏は「27歳でホリプロを立ち上げてから今までやってこれたのも、運に恵まれた以外に考えられません。ホリプロは今年創業60周年を迎えています。意味のあるこの年を、100年企業を目指すニューホリプロのスタートにして欲しいと願っています」と語った。(テレビウォッチ編集部)