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沖縄の新型コロナ「米軍クラスタ―」一気に広がった独立記念日の超密着パーティー!日米地位協定で防止策適用できず

   「沖縄の新型コロナの米軍クラスター(集団感染)」をキャスターの若林有子アナウンサーが取り上げた。きのう15日(2020年7月)もキャンプハンセンで36人の新規感染者が確認され、感染者総数は136人に達した。

   7月4日のアメリカの独立記念日にうるま市の公園で開かれた屋外パーティーの映像には、もみくちゃの密集状態でマスクをせずに踊りまくる米軍関係者が写っていた。主催した元米軍関係者は、午後2時から9時まで開かれ、夜には参加者600人~700人と話す。現役軍人もいたそうだ。

   「楽しい時間をリラックスして過ごすためで、これが感染の一因というのは間違った認識だ。沖縄は2カ月間、感染者が出ていないというからパーティーを開いた」という。

人事異動シーズンで日本各地の基地にばらまき

   キャスターの立川志らく「ムチャクチャですね。尋常じゃない。パーティーをやめようじゃないかという人はいなかったのか」

   琉球新報の滝本匠記者によると、7~8月は米軍の人事異動シーズン。チャーター機でアメリカ本土から東京・横田を経由して嘉手納と日本国内の基地を回り、軍人たちやその家族を下ろしていく。日米地位協定があるため、日本の防疫法は適用されず、PCR検査は行われない。

   中島健太(画家)「ウイルスは変異するから、別のものが国内に広がる可能性を考えると非常に恐ろしいです」

   山岸久朗(弁護士)「日本人を守るために政府は米国に強く言うべきです」