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こんなのアリか!配達バイクが追突して逃げたのに、ドライバーが見つからない「ウーバー・イーツ」って何様?

   車の後ろをにらむドライブレコーダーにバイクが写った。突っ込んできてそのまま激突。運転者が背負ったバッグには「Uber Eats」(ウーバー・イーツ)とあった。話をしようと車を路地に入れた。するとバイクは、そのまま走り去った。渋滞で追いかけられなかった。

   8日(2020年8月)午後4時20分ごろ、千葉県船橋市の県道で起こった事故だ。映像を見ると、食べ物配達のバイクが、後続の車の後ろにいた。車が左折して、バイクが加速したが、運転者は下を見ていたようで、渋滞で止まっていた被害者の車にモロにぶつかった。

「ドライバーの名前、電話番号など詳細が確認されないと...」

   被害者の男性はいう。「ウーバー・イーツだから一応会社だろうと思った。男は30代くらい。ヘルメットも脱がず、声をかけても返事もせず、謝ろうともしない。通行に邪魔だからとバイクを路地に乗り入れた」。バイクはそのまま走り去った。

   警察にも届け、カメラの映像もあるからすぐ見つかるかと思ったら、いまだに見つからない。

   ウーバー・イーツに連絡したが、電話はつながらず、メールを打った。返ってきた返事は「ドライバーのフルネーム、電話番号、配達の注文番号など詳細が確認されないと、該当の配達パートナーを特定できかねます」と。「そりゃないだろう」と被害の男性。

   車は買って3カ月の新車だが、後部ドアがつぶれた。修理の見積もりは36万円余り。番組がウーバー・イーツに確認したところ、「現在確認に務めている。個別の事故の詳細については、お答えしておりませせん」という答えだ。

   このところバイクの当て逃げが多いという。専門家は、逃げられないようにする一つの手は、ドライブレコーダーに写っていることを伝えることだという。

   吉永みち子(編集者)「多いですよね、自転車もある。ウーバー・イーツは出前・宅配の総合サイトで、配達員との雇用関係があるわけじゃない。配達員は個人事業という新しい形態。事故の時にどこへ話を持って行ったらいいのか。どんな保証制度になっているのか」

   司会の羽鳥慎一「名前と電話番号を言えって、わかりませんよね」

   玉川徹(レギュラーコメンテーター)「届ける人がいるから成り立つビジネス。ウーバー・イーツも責任持つべきですよね。近くに住んでいる人をつないでいるのだから、調べようと思えばわかるはず。少なくとも警察には協力すべき」

   羽鳥「世の中に必要とされているのだから、きちんと対応しないと」