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堀ちえみ、舌がん手術超え24時間テレビで熱唱!舌の6割切除、曲は「リ・ボ・ン」。reborn(再生)の意味込める

   スッキリは「24時間テレビ」の振り返りに時間を割いた。きのう23日(2020年8月)の放送では、前年2月に舌がんで舌の6割を切除した歌手の堀ちえみさん(53)が歌を披露し、その場面を取り上げた。

   「待ってくれるファンのために」と手術5ヶ月後からボイストレーニングを開始した堀さんが歌うのは、ファンの間でも名曲と呼ばれる「リ・ボ・ン」。もう一度生まれ変われるようにと、「reborn(再生)」という意味も込められた。

懸命のリハビリの成果、歌い切り泣き崩れる

   「歌える日が来るのを夢見て、同じことを何回も何回も繰り返してきました」という堀さん。ピンクの特攻服姿の「親衛隊」も屋外に集結し、「ファイトの塊 ちえみちゃん!」の横断幕を掲げて声援を送った。懸命に歌いきり、最後は「みなさん本当に感謝しております」とステージ上で泣き崩れた。

   24時間テレビでメインパーソナリティを務めたNEWSの増田貴久さんは放送終了後「伝えたい気持ちがあれば届くんです。どんなかたちでもつながれるし、届くんだなと思いました」と思いを語った。

   榊原郁恵(タレント)「想像以上のことだと思う。一度お会いして話を聞いたけれど、舌を動かす感覚が違う。歌はリズム、音程がある。それを考えるとすごいと思う。彼女は強いが、そのためには家族、同期、ファンみんなの励ましがあった。そういう思いがここまでした」

   司会の加藤浩次「なんの遜色もなかった。すごいと思った」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「テレビの前で思わず泣いちゃった。あの歌を聞いていると舌が6割もないと感じられなかった。壮絶な戦いがあったと思う。私も頑張らなきゃという気持ちになる」