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手持ち花火の人気がすごい!駒沢公園は楽しむ人で大混雑。花火大会中止で短い夏に涼求める...

   コロナ禍で花火大会の中止が相次いでいる中、すこしでも夏の雰囲気を味わおうと注目が集まっているのが、手軽に楽しめる手持ち花火だ。先週土曜日(2020年8月22日)の東京駒沢オリンピック公園も花火を楽しむ人で大混雑。たまたま犬の散歩で通りかかった加藤浩次も「すごかったです。なんなんだと思ったらみんな花火をやっている」と驚きの光景だったそうだ。

   阿部祐二リポーターが台東区の花火店、長谷川商店の長谷川公章さんに聞くと、「今年は家族で楽しむ方が増えている。3、4人で遊ぶ量を買われる方がほとんど。数は多いが客単価は低い」と話す。家の前や公園、庭で楽しむ方が多いため、煙が少なく、音が小さい花火が人気だという。

目立つマナー違反、消毒用アルコールへの引火にも注意を

   ただ、コロナ対策が必要な今年は、例年とは違う上に注意も必要だ。消毒用のアルコールは引火しやすく、大きな事故につながりかねない。東京消防庁ではアルコール消毒した手袋が引火する動画を公開し、アルコールが十分乾いてから花火をするよう注意を呼びかけている。

   今年は海水浴場の休止でゴミ箱が設置されていない海岸も多いため、花火のゴミを浜辺に捨ててしまう人もいるという。長谷川さんは「ルールを守って楽しんで欲しい」と語る。

   そんな長谷川さんオススメの花火は、火を点けると5本の花火が開く「たこおどり」、幅広い火花が飛ぶ「うんちスパーク」。大人向けには線香花火の火花を表現した3本をセットにした「匠の線香火花セット」や炭火が燃えるような「九州炭火」など。阿部リポーターのテンションが最も上がったイチ押しは、金・赤・緑の強烈な光を放つ「レーザー光線」だった。

   加藤浩次「駒沢公園はたくさんいました。ここまですごいのはなかった。夏を楽しむには一番簡単なことですよね」

   高橋真麻(フリーアナウンサー)「今年は夏休みも短かったですし、こういったお楽しみできるのはいいと思う。ただ、ゴミ捨てなどルールを守らないと来年はいろいろなところが花火禁止になってしまう」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「輸出してほしいと思いました。初めて来た時、なんて美しいと思った。アメリカ、中国、ヨーロッパは爆音でインパクト一点張り。日本の手持ち花火は、派手じゃないけれどいろんなことを感じさせ、気分を和らげてくれる。海外でも受けると思います」