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2025年大阪万博のロゴ、「斬新すぎる!」と賛否論争に...「目玉付きの大腸だ」「気持ち悪い」から「金魚?妖怪?」「芸術っぽくてステキ」まで

   2025年開催の大阪・関西万博のロゴマークが決まった=上の図。大小の赤い楕円が連なって全体でリングになり、そこに5つの目玉のようなものがはめ込まれている。「目玉付きの大腸だ」「気持ち悪い」というものから「斬新ですごくいい」という声まで、反応は様々。新しいものは、馴染むまでにどうしても時間がかかる。

   25日(2020年8月)発表されたのは、TEAM INARI代表のデザイナー、シマダタモツさん(55)の作品で、応募総数5894件の中から選ばれた。

吉村大阪府知事「多少の違和感を感じつつ、広げていきたい」

   コンセプトは「踊っている。跳ねている。弾んでいる。だから生きている」。1970年の大阪万博のロゴ「桜の花びら」のエレメントをDNAとして宿した、というデザインで、「命の輝き」を表現したという。

   選考委員会座長の建築家、安藤忠雄さんは、「違和感もあるが、そこがいいと感じる」という。また、吉村洋文大阪府知事も「これからいろいろなところで、多少の違和感を感じつつ、広げていきたい」とコメントした。

   シマダさんは「小さい頃万博で見た『太陽の塔』がすごい衝撃的で、岡本太郎さんのようなパンチのある、オリジナリティーのあるものを作りたいと思っていた」という。発表会でもお歳の割には結構ノリノリだった。

   しかし映像が流れると、早速ネットでは勝手な声が......「完全に、ガラナの実やーん」「金魚?妖怪?」。街ゆく女性も「芸術っぽい」「細胞に関連する何か」。

   テレビのキャラ、ムックも反応した。「あれっ?わたくしかな?と思いました!必ず大阪・関西万博に行かないと」ツイッターに。すると吉村知事も反応。「ムックさん、子供の頃から見てきました。是非、ガチャピンさんと一緒に万博に来てください。ご招待します」

   スタジオでは、最終選考に残った5つの作品が並べられた。さてどうか?

   司会の羽鳥慎一「どうです?」

   高木美保(女優)「一番親しみが持てるかな」

   玉川徹(レギュラーコメンテーター)は「第一印象は気持ち悪い。目玉のせいかな」という。

   羽鳥「大腸みたいだといった人もいた」

   高木「あの表現、面白い」

   羽鳥「1970年の桜の花びらを進化させると、こうなる」

   高木「オマージュといって、叩かれたのがあったが、これもオマージュ?」

   羽鳥「感じ方は人それぞれですね」