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蓮舫に離婚された村田信之の言い分が清々しい。「もともとペットより下の観葉植物以下でしたから、今度は自分で光合成するぞ(笑)」。蓮舫という女性との結婚話を書いたら面白いぞ

   安倍晋三首相の病状と退陣するかしないかの話題でもちきりである。

   朝、『とくダネ!』(フジテレビ系)に安倍のポチといわれる政治評論家の田﨑史郎が出ていた。明日、28日(2020年8月)に安倍が会見をするが、どう見ているかと問われて、興味深い発言をしていた。

   これまで同様、安倍の病状はたいしたことはない、続投するはずだと答えると思っていたら違った。彼は、安倍の持病は相当悪いことを認めたうえで、治療を続けながらしばらくこのままでいくか、退陣表明、入院して臨時代理を置くかの3通りだと答えた。

  • 離婚した蓮舫議員(2017年7月撮影)
    離婚した蓮舫議員(2017年7月撮影)
  • 離婚した蓮舫議員(2017年7月撮影)

安倍晋三のポチといわれる政治評論家の田﨑史郎でさえ、安倍の病状は深刻で、続投という選択は難しいと見ている

   いつも安倍の代理人ではないかと思う発言に終始することが多い彼でさえ、安倍の病状は深刻で、続投という選択はかなり難しいのではないかと見ているようだ。

   朝日新聞の朝刊(8月27日付)では、この問題をほとんど扱っていないが、かえって総力を挙げて退陣か続投かを探っていることをうかがわせる。

   各紙が慎重な中、スポニチが「安倍が続投する意志を固めた」と報じた。

   「健康不安による辞任説がささやかれる中、安倍晋三首相が、続投の意思を固めたことが26日分かった。首相に近い関係者が『体調も良くなっており、続投を決めたと聞いています』と話した。首相は28日に、通常国会閉会翌日の6月18日以来となる記者会見を首相官邸で開き、自らの病状を説明した上で、9月の早い段階で内閣改造を行う考えを表明するとみられる」

   私も、明日退陣発表の可能性は低い気がするが、病状を考え、気力の衰えも加味すると、大叔父・佐藤栄作の記録を超えた区切りで、辞めるといい出す可能性もなくはないと思う。

   このテーマは、明日の会見の内容が分かった時点で、文春、新潮も含めて紹介したいと思う。

「蓮舫との離婚の話は30分2回だけ。悩む暇はなかった。おわかりと思いますが、悩んでも聞いてくれる人ではないので」

   まずは蓮舫(52)の離婚から。文春によれば、8月21日未明に、参議院ホームページに掲載されている彼女の「議員情報」の本名の欄が「村田蓮舫」から「齊藤蓮舫」にひっそりと変更されたという。

   彼女が報道キャスターだった時、フリーライターの村田信之と知り合い、結婚して男女の双子を出産している。仲睦まじいように見えていた夫婦に何が起きたのか。

   蓮舫は文春に対して、「シンプルに人生観の違いですね」と答えている。要は、地方に生活拠点をもって生活したい夫と、東京が選挙区の蓮舫との違いが離婚へとつながったということのようだ。蓮舫は、

   「もともと彼とは部屋は別、食事も別で、コロナ禍でも生活は変わりませんでした。子どもたちが成人し、互いの将来を考えた時、同じ籍にいる必要はないかな、と」

   話し合いは30分2回だけ。2人は独立会計だから慰謝料はなし。もともと村田は、家庭内での序列は「ペット以下」といわれていたこともあって、カカア殿下だから、村田の話もさばさばしていてすがすがしい。来年、東日本大震災から10年で、釜石で復興支援をしようと思っていた時に、離婚を切り出されたという。

   「お!という感じで、悩む暇はなかったですね。おわかりかと思いますが、悩んでも聞いてくれる人ではないので。(中略)もともとペットより下の観葉植物以下でしたから、今度は自分で光合成するぞ(笑)」

   村田にいいたい。蓮舫という女性との結婚生活を書いたら面白いものになると思うが。

小島瑠璃子と『キングダム』作家・原泰久の熱愛の陰に泣く女が2人いる。英傑たちを描きながら身の処し方がわからないのか

   同じ文春が、"こじるり"こと小島瑠璃子(26)と、『キングダム』という漫画でベストセラー作家になった原泰久(45)が熱愛中と報じている。

   『キングダム』というのは中国の春秋戦国時代を舞台に、青年たちの群像劇を描いた漫画で、集英社の『週刊ヤングジャンプ』に連載されていて、単行本の累計発行部数は6600万部を超えるという。

   小島は、この漫画の熱烈なファンで、18年11月のテレビに、小島のたっての望みで、原と対談したことがきっかけだったそうだ。その後、小島のほうから猛アタックして、今年の春ごろから本格的に付き合い始めたそうである。

   2人の交際が発覚したのは週刊ポストが7月31日にスクープしたからだが、原にはポストが書かない、隠された「過去」があったと文春はいう。原には妻と3人の子供がいたのである。

   糟糠の妻で、原は、妻への愛や子煩悩なことを隠してこなかった。稼ぐのに、クルマも着るものも地味だったが、2年前、久留米市に大豪邸を建築した頃から、夫人との間にすきま風が吹き始めたそうである。

   あるアイドルと親密な関係に陥ったという。歴史に造詣が深い「歴ドル」として活躍していたが、原から「妻とは別れるから、付き合ってほしい」といわれ、本格的に交際が始まり、今年の春、彼女は芸能界を引退したというのだ。

   彼女は原の言葉を信じ、原との結婚を望んだが、原は一緒になろうとはしなかった。

   ポストが報じた小島との熱愛を見たのだろう、彼女はこうツイッターで呟いた。

   「許せないことがあった。5日間ご飯食べられず、眠れなかった」

   その後も彼女の怒りのツイッターは続き、今度は小島が反論して、場外乱闘に発展しているという。

   現在、原の元妻と子供たちは久留米市の豪邸に住んでいる。登記簿上の所有者が妻へと変更されたのは今年3月。原は博多のマンションに住んでいるそうだ。

   原は、大学院を出てからシステムエンジニアになり、その後に漫画家になる夢を実現したそうだ。社会経験もあり世間知もある中年男で、春秋時代の英傑たちを描いているなら、身の処し方はわかっているはずだと思うが。

5人の愛人と不倫をしていた乙武洋匡が海外放浪から戻り、またひと悶着を起こした。子どもたちに会いたいというだが...

   だが、いくつになっても身の処し方がわからない人間もいる。新潮が報じている乙武洋匡(44)もその一人のようだ。

   彼が5人もの愛人と不倫をしていたことを、新潮が報じたのが4年前。一度は夫婦で出直すといったものの、その年の9月に離婚。3人の子どもたちは妻が引き取った。

   だが、乙武がテレビで離婚に至った経緯をべらべらと喋ったため、離婚に際して交わした「守秘義務契約」違反にあたると、元妻から損害賠償請求の提訴をされてしまう。乙武側は、法廷闘争が長引くと自身や不倫相手たちが出廷しなければならなくなるため和解に持ち込んだという。

   その後約1年間かけて37か国を回る海外放浪の旅に出て、それを『ただいま、日本』という本にしたそうだ。

   その彼が昨年、子供たちに会いたいと家庭裁判所に面会交流の調停申し立てをしたというのである。父親としての心情はわかるが、これが子供たちへの強いプレッシャーになっていると、新潮が報じている。

   事情を知る関係者によれば、当初、不倫という意味もわからなかったが、徐々に理解しつつあり、「乙武さんへの嫌悪感が強く芽生え始めている様子です」。また、「海外放浪をまとめたことに関しても、『自慢しているようで気分が悪い』と言っているそうです」

   結局、「お子さんたちは乙武さんに会いたくないという意志を示したと聞いています」。かくして乙武は、申し立てを取り下げざるを得なかったそうだ。

   こうした問題は、子どもたちが大きくなって、男女のことを少し理解するまで、待つしかないと思う。わかればもっと嫌われるかもしれないがね。

夫が55歳の若さで亡くなってから30年間歌っていない、ちあきなおみ。彼女の「紅とんぼ」でも聞きながら酒を飲みたい

   さて、ちあきなおみという歌手がいる。彼女は、夫の郷鍈治が55歳の若さで肺がんで亡くなった1992年に、「主人の死を冷静に受け止めるにはまだ当分時間が必要かと思います」という自筆のコメントを出し、以来、芸能活動を休止してしまった。まだ44歳だった。

   夫が眠っている六本木の寺の近くに住み、月命日にお墓参りする姿が、時折報じられるだけで、一切メディアには登場していない。現在72歳になる。

   新しく編集されたCDはたびたび発売され、テレビも時々彼女の特番を流す。今や美空ひばりと並ぶ伝説の歌姫になったちあきだが、肉声は全く聞こえてこない。

   新潮は、彼女の最後のマネージャーだった古賀慎一郎が『ちあきなおみ 沈黙の理由』(新潮社)を出版したのを機に、古賀に、郷が亡くなった時のちあきの様子や、彼女に「ちあきさんは本当にもう歌わないんですか」と聞いたときのちあきの言葉を聞き出している。

   有名な、郷の亡骸が荼毘に付されるその瞬間、「私も一緒に焼いて!」と絶叫したという話について、古賀は「そうした記憶はない」という。だが、ちあきは、棺の横で郷の顔を見つめて「ごめんなさい......ごめんなさいね」と何度も繰り返し話しかけていたことは覚えているという。

   もう歌わないんですかと聞いたとき、ちあきは、「私が郷さんと一緒にやってきたことが、間違いではなかったと分かったはずです。もう無理して歌わなくていいよ......郷さんもそう言っていたんです」といった。

   続けて、「郷さんを死なせてしまったのは私なんです。私が殺したんです」といったというのだ。

   古賀によれば、郷はスター俳優だったのに、それを捨ててちあきの個人事務所の社長に就任し、ちあきの盾として芸能界というムラ社会と闘って、ちあきを守ってきた。

   そのストレスが、郷の心身を蝕んでしまったのだと、ちあきは考えていたというのである。

   今は、テレビを見たり買い物をしたりする日々だという。趣味はヨガと、意外なことに格闘技観戦だそうで、「ヒクソン・グレイシーが好き」だそうだ。

   自分の歌の中で好きなのは「霧笛(難船)」、好きな歌手は友川カズキ。今夜は安酒を呑んで彼女の「紅とんぼ」でも聞こうか。

ハンカチ王子・斎藤佑樹が引退する。「スポーツキャスターもいいですね」と言っているそうだが、甘く考えていないか?

   最後に、今では噂も聞こえなくなってしまったハンカチ王子の話を。今年で日本ハムへ入団して10年になる斎藤佑樹投手(32)。文春によれば、今シーズン限りでユニフォームを脱ぐそうだ。

   一軍通算15勝。ここ2年連続未勝利。今季の年棒は1600万円。現在は二軍暮らしだが、ここまで1勝3敗、防御率6.57。

   なぜこんな人間を解雇せず置いておくのかというと、「2011年の入団時、『10年は契約を続ける』という約束を交わしていたという話です」(球団関係者)。それの今年は最終年になる。

   さらに、斎藤を擁護してくれた栗山英樹監督が、低迷する責任をとって辞任するそうだ。

   私生活では昨年、学生時代からの知人で元モデルの女性と結婚したという。引退後、斎藤は「スポーツキャスターもいいですね」といっているそうだが、プロで活躍しなかった選手がキャスターになれると思うのは、人生を甘く考えているのではないか。それよりも、奥さんから離婚されないように気をつけたほうがいい。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。