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総裁候補の妻たちを取り上げたとくダネ!に、三浦瑠璃「そもそも男性の比率が高いスタジオで『ファーストレディー論』は時代遅れ!」

   自民党総裁選はきょう8日(2020年9月)告示される。「とくダネ!」は、次期ファーストレディ候補3人をフィーチャーした。

   まずは岸田文雄政調会長の妻、裕子さん。岸田氏の外相時代には海外訪問に同行したり、諸外国の外相の妻とコミュニケーションをとったりなど国際交流にも注目が集まっている。

   2日に岸田氏が公式ツイッターに投稿した画像には、食事を食べる岸田氏の傍らで立ったままほほ笑む裕子さんの姿が写っていたが、これが「妻を立たせたまま食事をしている」と炎上してしまった。

   国際政治学者の三浦瑠麗は「これは字の部分が良くなかった。『妻の手作り料理を食べられて嬉しい』と嬉しさ満開だったのですが、これがもし『怒られました』だったら。ユーモアがあると『そういう感じなのね』となります」と笑う。

自営業の人たちと思えば、妻は社員でしょ。キャラも違うのに...

   お次は菅義偉官房長官の妻・真理子さん。菅氏の元秘書・遊佐大輔氏は「運転中に道を間違えてしまった時、菅官房長官は『道が違う』と指摘して車を降りてしまった。その時に真理子さんは『ごめんね、菅に行っておくから』とフォローしてくれた」とエピソードを明かした。

   最後は石破茂元幹事長の妻・佳子さん。石破氏の元秘書・福田俊史氏は「佳子さんは選挙前には400件もの挨拶回りにも行っていた。会合では、石破氏よりも佳子さんに来てほしいと言われるほど、人気のある方です」と話している。

   伊藤利尋アナ「選挙のために妻が地元で夫を支えるという構造は、日本の政治家にとって当たり前ですけれど、果たしてそれでいいのかっていうテーマもあります」

   三浦「自営業の中小企業だと思えば、ワイフは社員です。大番頭みたいな人もいれば社交メインの人もいて、それぞれキャラも違う。ただ、男性の比率が高いスタジオで、『ファーストレディに求められるものは?』って聞くことに違和感があります。時代遅れです」