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「ゴミ出し」ってただ持っていくだけじゃないぞ!集めて、袋入れ替え、分別して...5つの作業があるのに「僕ゴミ出し担当」なんて軽く言うな!

   「『僕ごみ出し担当ですから』って言うイケメン俳優いるじゃないですか。『ごみ出してきます』って。『僕、トイレ行ったときに後始末自分でしているんです』って言うのと同じくらいなんともないことだから」

   タレントのSHELLYさん(36)のあるテレビ番組での発言に妻たちが共感、話題になっている。放送作家の野々村友紀子さん(46)もその一人。野々村さんはテレビ番組に多数出演、コメンテーターとしても活躍している2児の母親だ。以前から夫婦間の家事分担について著書などで取り上げている。野々村さんはこう熱弁する。

   「世の中にはごみ出しを勘違いしている男性が多すぎる! ごみミ捨てって、ごみ持って捨てに行くだけって思われがちですけど、瓶もペットボトルも分けなきゃいけないし、ごみ袋を最後にごみ箱にかけるまでが、ごみ捨てと思ってほしいんですよ。ごみを持って散歩するだけじゃないからね!」

既婚男性100人中、すべてやっているのは3人だけ

   野々村さんによる「ごみ出し」とは――(1)家の中からごみを集める(2)ごみ箱に新しい袋を装着する(3)ごみを分別する(4)ペットボトルや瓶のふた・ラベルをはがす(5)ごみ置き場に持っていく。この5つの作業をすべて行って始めてごみ出しをしたということになる。

   街で聞くと、30代の夫「私は時々(5)だけ。他は妻に任せている」、40代の夫は「(3)(4)(5)をやっています」。既婚の男性100人にアンケートすると、すべて5つの作業を行っていた人は5人しかいなかった。

   スタジオの出演者ではどうか。キャスターの立川志らくは5つすべて「〇」、司会の国山ハセンも5つ「〇」。鴻上尚志(作家・演出家)「(1)(2)(3)(4))まで「〇」、木嶋真優(ヴァイオリニスト)もすべて「〇」が付いているが、「これは、旦那のことなんです。やってくれんですよ。私は家事がとにかく苦手で」。西村博之(2ちゃんねる開設者)は(4)以外「〇」、上地雄輔(俳優)は(5)のみ「〇」だった。

   それぞれ、言い訳と事情があるようだ。