博多大吉キャスターが「新型コロナの影響で大幅に増えたおうちで過ごす時間。居心地を簡単にグレードアップする方法が見つかりました」と切り出した。テレワークが増えたけど仕事するスペースがない、夫が居間でリモート会議をしていて自分の居場所がない...などなど、「ステイホーム」で今までにはなかったストレスを感じている人は多いだろう。長年居心地のいい住まいについて研究してきた、大手住宅メーカー研究所の河崎由美子所長が解決策を教えてくれた。
河崎さん「簡単にできる居場所の作り方はイスを置くことなんです。お金をかけずに自分の居場所を作れます」
河崎さんは3LDKのマンションで夫と子供の3人暮らしだが、リビングを見てみると、ダイニングテーブルの4脚をはじめ、あちこちに計11脚のイスが置かれている。
河崎さん「イスがあることでちょっとした空間が居場所に変身するんです。10分15分、気分転換とか自分の居所を作ったりする。ほんの小さな時間でも居場所を移っていくと、見える景色も違ってきます」
河崎さん宅には他にキッチン、洗面所、玄関にもイスが置かれている。家族と離れ、一人になりたい時に使っているという。
河崎さん「自分のための居場所を作っておくと、ストレスも減るし無駄に干渉しなくていいですし、一人になれるところと家族みんなで一緒にいるところは家の中にあった方がいいと思います」
石井隆広アナウンサー「どんなイスがおすすめかというと、河崎さんは目的によって変えましょうとアドバイスしています。リラックスしたい時は座る面の高さが40~50cmの低いイス、ちょっと気分転換、仕事してみるという時は50~60cmのハイチェアを使うといいということでした」